【2017年最新版】あなたはすべて知っていますか?育児に関する難解な用語・略語の意味について

himaguriです。
今回はパパ、特にプレパパ必見の、育児に関する用語・略語を集めてみました。
奥さんから未知の言葉を聞いて、「なにそれ?」と思われた経験のあるあなた。
危険です。
子育てをする上で、用語をしっかり理解していなければ、夫婦間の意志疎通にも支障をきたしてしまいます。
大体、ママの勉強量、知識量はパパのはるか先にあることがほとんどなので、意識的に勉強をしないと、置いていかれてしまいます!(私にも経験があります)
育児に関する関心は、こういったところでも問われているのですよ。
でも大丈夫。この記事を読んで頂ければ、ひと通りの育児用語についてはしっかりと説明ができるようになりますので、ご安心ください。
パパである私の実体験から、なんとなく意味が推測できた初級編から、頭に?マークが浮かんだ上級編まで、知っておくと役に立つ用語を列挙していきます。
それでは、簡単なものから順にいきますね。
初級編
初見(聞き?)でも、ある程度流れから意味がわかったものを挙げました。
・ベビマ
ベビーマッサージの略語です。
便通改善や運動不足解消などの物理的な効果と、スキンシップやコミュニケーションによる精神的な効果があります。
我が家ではお風呂上りに保湿剤を塗りたくっているので、その時にやっています。
・クーファン(クーハン)
特に新生児期の赤ちゃんを入れて、持ち運んで移動できるようにする小さな籠のような道具です。語源はフランス語の 「couffin」であるといわれています。
ゆりかごとはちょっとニュアンスが違います。生まれてから病院を出るときに必要、と言われたことはありませんか?
・バウンサー
こちらがいわゆる「ゆりかご」です。bouncer、英語ですね。
・遊び飲み(あそびのみ)
赤ちゃんの授乳中の動作のひとつです。
授乳中に噛んだり、他のことをしていて真面目に飲んでくれないような状態を指します。
文字通り遊び出してしまうので、それほど悪気はないのでしょうが、授乳する側からしたら「もっとちゃんと飲んでくれないと困る」と、ストレスを抱えてしまうこともあるそうです。難しいところですね。
・哺乳ストライキ(ほにゅうすとらいき)
こちらは遊び飲みとはまた違って、完全に授乳を拒否してしまう状態です。
ティ子も一時期これのような状態だったことがあり(9ヶ月目の頭、1週間程度)、すごく妻と悩みました。
助産師さんに相談しに行ったりしましたが、こういう問題を説明する用語として、こんなものがあると覚えておくと役に立ちます。
・トイトレ
トイレトレーニング、の略です。
おむつでの排泄から、トイレに一人で行っておしっこ/うんちができるようになるための訓練のことを指します。
・ネントレ
ねんねトレーニングの略です。
パパママの寝かしつけを必要とせずに、一人で眠りにつけるようになるための訓練のことを指します。
・イクジイ
育児お爺さん、の略。イクメンの類語。
育児に積極的、もしくは得意とするおじいちゃんのこと。
・イクボス
育児ボス、の略。イクメン、イクジイの類語。
育児をする部下に理解がある上司(ボス)のこと。
中級編
はじめて聞いたときに、「えっ?」と聞き直してしまったもの。
また、その意味も正確にわかりにくかった、という言葉を挙げました。
・断乳(だんにゅう)
授乳を断つ、ということから、ある時期を境にすっぱりと授乳をやめてしまうことです。
私たちの親世代ではこれが主流だったようですね。
ただし、急に授乳を止めるので、母子ともに大きな負担がかかるため、最近では事情がない限りはあまり推奨されていないようです。
・卒乳(そつにゅう)
授乳を卒業する、というところからきています。断乳とよく対比されます。
子供の自然な欲求や意志に任せて、毎日だった授乳が週3になり、気が付くと「あれっ、今週そういえばあげてないな・・」となるような離乳を目指す考え方です。
断乳に比べてゆっくりとした変化なので、母子への負担は軽減されます。ただし断乳世代の方からは、「いつまでも授乳して恥ずかしい」などと非難を浴びることもあるそうですね。
今はこちらがポピュラーになってきています。
・添い乳(そいちち)
添い寝しながら、ママが寝そべった状態で赤ちゃんに授乳する行為のことをいいます。
こうやって略語にされてしまうと難しいですね・・
・スタイ
赤ちゃん用の前かけのことです。子育て先進国のスウェーデンの製品名が由来のようですね。
よだれかけ、と言うよりはなんとなくスタイリッシュな印象ですね。
・フォローアップミルク(フォロミ)
鉄分を代表とする特定の栄養素が多く含まれる粉ミルクです。
普通の粉ミルクとは違います。(購入される場合はご注意を)
赤ちゃんは9か月頃の発達に、鉄分が不足しがちになると言われているので、それを補完するために与える・・・という目的で作られたもののようですが、
そもそも必要なのか?という議論もあるようです。
育児に関する常識も、移り変わりが激しい世界ですね。
・寝ぐずり(ねぐずり)
寝入るときにぐずる、つまり「うまく眠れなくてぐずる」、という状態です。
・寝言泣き(ねごとなき)
寝言で泣き声をあげることです。
赤ちゃんというのは、完全に眠っているのですが、「起きているのかな?」と思うほどの大音量で声を出すときがあります。
そのときに下手に抱っこしたりすると、それによって起こしてしまったり・・・
寝言泣きかな?とひと呼吸おいて、冷静に確認すると親子で幸せになれる場合があることを覚えておきましょう。
・ワンオペ
ワン・オペレーションの略。ワンオペ育児、などのように使います。
ママもしくはパパ「一人だけ」で子育てを行うことを指します。
最近とくに、急速に市民権を得てきている言葉だと思います。
元々は、人手不足の飲食店の夜勤などで、ワンオペ業務(一人でお店を回すこと)のように使われていた用語ですが、育児においても核家族化、共働き家庭の増加などによって、自然に受け入れられてきたようですね。
個人的には、子育てを業務のように、ドライにマイナスに捉えるかのような言い回しには、少しばかり危険を感じますが・・
上級編
ここからは更に、日常で頻出ではないもの、特定の商品を指すものといった、マニアックなものを挙げました。
・完母(かんぼ)
完全母乳、の略語です。粉ミルクを用いず、完全に母乳のみで赤ちゃんを育てる方法です。
・完ミ(かんみ)
完全ミルク、の略語です。母乳は与えずに粉ミルクのみで育てる方法ですね。「完母」と対比させて覚えておきましょう。
・タンデム授乳(たんでむじゅにゅう)
子供が二人いて授乳時期が重複した場合に、同時に二人に授乳をすることを指します。
双子や年の近いきょうだいなどの場合に出てくるようですね。
特にきょうだいの場合、上の子が赤ちゃんに嫉妬してしまい、赤ちゃん返りをすることもあるそうですが、タンデム授乳によりそれが軽減されることがあるそうです。
卒乳という考え方が広まった(=授乳時期が延びた)から出てきた言葉ともいえるでしょうね。
・エジソン箸(えじそんばし)
離乳食トレーニングのツールの一つで、「エジソンのお箸」というのが正式な登録商標です。
箸の持ち方、使い方をトレーニングするもので、箸に指を入れるための輪っかが付いており、二本の箸が一体化しています。
個人的には、使ってみるにしても、まだまだ先のことだと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
よく使うよ、という言葉もあれば、あんまり使ってないな・・という言葉もあるかと思います。
イクジイ(育児お爺ちゃん)などは、スラングに近いですが最近の言葉ですよね。
そのうち、今の私達がよく使う言葉も、ティ子達の世代では「古いよ!」と言われていくようになるんでしょうか・・
言葉は生き物なので、意味が流動的になることもあります。
「本来の意味」も重要ですが、伝えられることが言葉の目的なので、柔軟に使いこなしていきたい、と思う今日この頃です。
以上、育児パパ必修、最新の育児用語集についてでした。
Comment
紹介された言葉の3分の2は知っていましたが、残りの3分の1は…「???」となりました、勉強不足の生後6ヶ月のママです
面白いですね!いくジィとか可愛いし、タンデム授乳とか「えええ?」ってなりますね(笑)
パパ向けと言われながら気になって開いたら、ママでも60点台ですよ…。単位ぎりくれますかね…
イガイガさん、こんにちは。
コメントありがとうございます^^
勉強不足だなんてとんでもない。かなりマニアックなものも含まれていますので・・・
どや顔で使って、「?」という反応をされないよう、使用シーンを見極めてスマートに使いたいですね!通じることが第一ですから。
パパ向けと言われながら気になって開いたら、ママでも60点台ですよ…。単位ぎりくれますかね…
面白いですよね!作った方のセンスを感じます。
60点取れたら凄いです!私はもともと知らない言葉ばかりだったので・・・一発合格ですね!
楽しんで頂けましたら幸いです^^