【一歳三週】子育てパパ日記。1歳にして早くもイヤイヤ期到来か?

himaguriです。
本日は、一歳にしてイヤイヤ期に突入し始めた、私達の娘の様子について書きます。
歩き始めたことをこの間書きましたが、また劇的な変化を今、迎え始めているようです。
その時の記事はこちら。
後述しますが、その時に心配したこととは全く別のことが、今私達、特にパパである私の頭を悩ませています。いやー、赤ちゃんって本当に予想通りにはいきませんね。
その意外性もぜひ楽しんでいきたいところです。(強がり)
パパっと読むための目次
自分の「思い通り」をイメージするようになりました
これまでも兆候はあったのですが、自分の「思い通り」という感覚、意志を、これまでで最も強く意識しだしているようです。
最近の行動に照らし合わせて説明すると、
・自分の持っているもの(おもちゃや食器)などを取り上げられてしまうと、激しく抗議する
・ゆびさしや「なーに」「抱ーこ」を連呼して、私や妻に要求をする。要求が叶わないと、徐々にボリュームアップ&悲しげな声になる
・・・といった具合です。
これまでは、ある程度は(言い方は悪いかもしれませんが)簡単に誤魔化すことができていました。
他のおもちゃを与える、言い聞かせる、といった行動で。
しかし、そういった「代替」はほぼ通用しなくなりつつあります。ティ子の中に芽生えた意志、その思い通りにならないことに対して、すごくストレスを感じているようです。
泣いてしまうことも
思い通りにならないと、泣き出してしまうこともしばしば。
こうなると、「思い通り」以外のことで泣き止ませるのは至難の業です。
取り上げたものが、ティ子のもとに戻る戻る。
イリュージョン作戦や、歌を歌って注意を逸らそうとしても、以前ほどの高打率は叩き出せなくなりました。
まだ我慢ができる歳ではないため、無用にストレスを与えてしまうよりは、思い通りにさせてあげる方が精神衛生上、お互いにとって良いのかなと思い、なるべくティ子の意志を尊重しています。
ママっ子に進化しました
パパとしては非常に・・・非常に口惜しい限りなのですが、ティ子は以前よりも格段に、「お母さん大好きっ子」になりました。
これまでは、ママほど絶対的な存在ではもちろん、ないにしろ、それなりの地位を確保できているという実感がありました。
「大貧民」で例えるなら、ジョーカーほど万能で最高ではないにしろ、絵札付きくらいの強さ、効力は持つカード・・・ぐらいの気持ちでいました。
しかし、最近は絵札どころか、まったく私というカードが通用しない時があるのです。
私がいくら抱っこしようと、いろいろ試してみようと、ティ子の中で「お母さん」を求めてやまないタイミングだと、何をしても泣き止みません・・
抱っこしているとき、「かーか(お母さん)!かーか!」と涙ながらに訴える娘と目を合わせていると、2人でなんとも残念な気持ちに包まれます。
パパの魅力不足をひしひしと痛感します!
1歳のイヤイヤ期は、2歳のイヤイヤ期と何が違うのか
イヤイヤ期というのは自分の意志が芽生え始めることで、「身の回りのものごと全てが、その意志とは関係なく動いていること」に気付き、それによってストレスを感じた結果、起こります。
いいところだけを抽出するなら、間違いなく「成長」の一種です。
自我を意識できるようになることで、自分以外の人、ものごとを客観的に考えることができるようになります。
思いやりも共感も、すべてこのイヤイヤ期によって始まると言っても、過言ではないと思います。
しかし、子育てパパママにとってはこのイヤイヤ期はなかなか厄介です。知識として持っているのと、実際に体験するのとはやはり大分違いますね。
1歳の赤ちゃんは、まだコミュニケーション手段がそれほど多彩ではないため、自分の意志の表現ができないことや、親からの説明を理解し納得することが難しいという点から、2歳のイヤイヤ期よりも対処がしにくい場合があるそうです。
たしかに、ティ子もまだそれほど多くの言葉をあやつれません。要求はほぼ「抱ーこ」「なーに」の2語ですませています。
芽生えた意志を尊重してあげることが第一
イヤイヤ期では、自分で決めたいという気持ちを尊重してあげることが大切だと思います。
よく言われているのが、「複数の選択肢を用意し、自身で選ばせる」というものです。
ティ子に試してみたところ、やはり効果はありました。ニヤニヤしながら2つを見比べて、片方を取るのですが、もう片方を引っ込めようとするとそちらにも手を伸ばしてきます。
「自分で決めること」自体に満足感を得ているように見えます。
逆に言うと、「自分で決めたこと」を阻害されると、怒りや悲しみといった感情を抱くようですね。
何をしようとしているか、を素早く見極め、本当に駄目なことは、選択肢に上る前にそもそも除外してしまう、というのが平和的です。なかなか難易度が高いですが・・
具体的には、触ってほしくないものは、そもそも視界に入る場所に置かない、近づく前に素早くしまう、などですね。
1歳のイヤイヤ期で大事なのは、要求の内容をきちんと見極めること
先に述べた通り、語彙も表現も、1歳の今まだそれほど多彩ではないので、同じ言葉でも違うことを指している場合があります。
「抱っこ」の一語を、「please」のように使いまわしますからね。
そういう意味では、ジェスチャーや前後のニュアンスで幅広い表現を持たせる、英語のリスニングに通じるところがあるように感じます。
表情や視線の先、こちらのアクションに対する反応を見て、赤ちゃんの要求が何なのかしっかり見極めてあげましょう。
ティ子の場合。「抱ーこ」と言って見上げてきたら、①遊んで欲しいのか、②どこかに連れて行って欲しいのか、③単に抱っこして欲しいのかを見極めます。
まず「遊んでほしいの?」などと声掛けし、反応を見て遊びなのかそれ以外か判断します。
抱っこして二の矢で「なーに」が飛んできたら、一緒に何かを見に行きたいときで、すぐに指差しが入ります。
単に抱っこして欲しい場合は、抱っこされた瞬間に、「抱っ・・こー❤」と明らかに語尾にハートマークがつくのでわかりやすいです。(かわいい)
また、このときは「抱ーこ」が切羽詰まり気味で連呼されやすい傾向があります。
私の場合ですが、こんなふうに娘の要求を判別しています。
予想通りにいかないことも多々あるんですけどね・・
1歳の娘と日々、頭脳戦をしています。
予想だにしなかった毎日
ママっ子になってしまったことも、2歳頃にくるといわれていたイヤイヤ期が突然やってきたことも、予想だにしていなかったことです。
まあ、意外性があっておもしろいですよ(2回めの強がり)
これまでも、水を飲んでいたと思ったら口に含んでいただけで、それを吐き出して遊んだり、困ってしまうようなこともありましたが、いつの間にかやらなくなってしまっています。
精神的な発達の面で、問題が長期化したことはこれまで一度もないので、たとえ頭を抱えるような問題でも、一過性のものと気楽に捉えたほうが、子育てを楽しみやすいと思います。
遊び食べ(スプラッシュ・マウンテン)をしていた時の記事
「ああ、そんなことあったね」とあとで懐かしむことができる、思い出づくりをしているのだと考えればいいのです。
パン耳さんの育児ブログ「社畜の育児」にも、「井上陽水さんの『少年時代』を脳内再生すれば、どんなイタズラも貴重なサムシングに思えてくる」という、名言が書かれています。
とことん子育てを楽しみたいですね。ええまったく。
以上、1歳のイヤイヤ期突入レポートでした。