写真付き!0〜1歳の赤ちゃんに嫌がられない「服の着せ方」解説。

himaguriです。
最近、ティ子が服を着るのに非常に協力的になってきて、本当に助かっています。
どう助かっているのかというと、特に腕を袖に通す時と、足をパンツに通す時。
この2つのタイミングで、とても協力的に手足を動かしてくれます。
袖には自分から手を通してくれますし、足を通す時は「はーい」などと言いながら、片足ずつ空中に上げてくれます。これが本当にありがたい。
妻とも、「最近は本当に楽ちんになったね」と話をしています。
そんな話をしていて、これまで服を着せる時に大変だったことをしみじみと思い出しました。
つかまり立ちもできないので、仰向けに寝かせたまま、上下の服を着せることの大変さときたら・・
2人がかりでやっても、なかなか手間取ったものです。
それも冬になると、毎日、お風呂上がりに上3枚、下2枚もの服を着せなければならないので、一人で着せることにもなると、ほんとうにひと仕事です。
朝なんかは、保湿のために着替えないといけませんしね。
そこで、そんな大変な赤ちゃんの服の着せ方について、うちで工夫していたこと、役に立ったことなどをまとめておきたいと思います。
また、技術的な部分だけでなく、今現在楽になった経緯・・・語りかけ、もしくは教育と呼べるような部分についても、触れていきます。
あなたが現在、赤ちゃんの着せ替えで大変さを感じているのであれば、参考になるかも知れません。
それでは説明していきたいと思います。
パパっと読むための目次
時期共通の工夫〜昔も現在も〜
そもそも、赤ちゃんは服を着ることに慣れていません。
袖の通し方なんて知らないし、服そのものを嫌がることもあります。
うちのティ子はそれに加えて、アトピーで肌が常にかゆい状態だったため、裸で両腕がフリーな状態だと体中掻き放題になってしまうため、そうさせないためにとても気を遣いました。
ただでさえ、すっぽんぽんで体が冷えてしまう可能性もある脱衣所では、なるべく手早くスムーズに、服を着て貰う必要があります。
そこで工夫したのが、袖の通し方です。
服を着せるのに一番時間がかかる(大変な)箇所は、なんといっても袖を通す時と、足を通す時です。
これらをスムーズに行えるかどうかで、赤ちゃんが着替えを嫌がるようになるかどうかも決まってくる、と行っても過言ではありません。
ここで手間取ると、赤ちゃんにとってもあなたにとっても、ストレスを感じてしまってあまりよろしくないので、スマートに済ませたいところですね。
それでは、具体的な方法をご説明します。
袖の通し方
赤ちゃんの服を対面から見て、袖の先から手を入れて、すその下から手先を出します。
ちょうど、袖を通す方向とは逆の向きから、手を入れたことになります。
そして、すその下から出した手で、通す方の赤ちゃんの手をつかみます。
このとき、手はグーになるように握りましょう。指が立っていると、着せる時に引っかかってしまい、痛い思いをさせることになってしまうかもしれません。
手を掴んだら、反対の方の手で袖をスルスルをひっくり返していき、肩口まで持っていきましょう。
そうしたら次は反対側です。
このように両腕が肩まで着られたら、最後に両腕を上げてもらい、頭を通して、お腹の下まですそを持っていきましょう。
※カエル人形さんは頭が入らないので、ここまでです。
これで、上一枚は完成ですね。
パンツもこの方法を転用するだけでスムーズに履かせることが出来ます。
パンツの場合は片足ずつ履かせたら、最後にお尻を持ち上げて腰まで上げたら完成ですね。
着替える服をあらかじめ反転させておいて、手足を掴んでひっくり返すだけにしておくのも手です。
この方法のメリットは、手間取る部分が着させる方だけにかかるため、赤ちゃんを拘束する時間が短く、機嫌を損ねにくいことです。
そして、赤ちゃんの手や足をこちらの手の中に入れて着させられるので、指、手首を変な方向に引っ張ったりしないので、安全です。
また、ティ子のように敏感肌な子の場合、腕と服の摩擦が最少で済むため、肌ストレスさえも抑えられるのです。
寝んね状態での着せ方の工夫
前とじの服を着せる時の工夫
これは、病院での勤務経験のある妻のお母さんから教えてもらった方法です。
まず、上の方法で片手を肩まで通します。
この状態から、袖を通した方向に軽く寝返りをうたせます。
そしたら、体の下に服をしまい込んで、反対方向に寝返りをさせます。
すると、床下から服が見えている状態になりますので、それを引っ張り出して再度、仰向けの状態にします。
あとは袖を通す方法を実行するのみです。
体全体を持ち上げる必要が無いので、安全ですし、体力もそれほど浪費せずに済みます。
赤ちゃんが4ヶ月目になるくらいまでは、この方法は重宝しましたね。
立っち状態での着せ方の工夫
つかまり立ちができるようになったら、是非立ったままの状態での着替えにトライしてみましょう。
寝かせた状態での着替えよりも、こちらのほうが数段、お互いに楽です。
お風呂あがりであれば、全身を拭くのにタオルを巻いてトントンするだけで、あらかたの水分がとれますし、何より上着を着させるのがとても楽ちんです。
拭き終わったら、足の裏だけ最後に拭き取れば、そのまま脱衣所に移動ができます。
浴室で拭けば、万が一そこでおしっこをしたとしても、リカバリーが一瞬で済むところも、気にいっている点です。
つかまり立ちしていてもらうための工夫
つかまり立ちしていてもらうには、「つかまり立ちしていたい」と思ってもらうのが一番自然で有効です。
うちでは100均でステッカーを買ってきて、脱衣所の洗濯機の側面に貼り付けています。
ティ子の好きな「ちゅーたー」(ぞうさん)を始め、最近覚え始めたライオンやキリンなどのステッカーなのですが、これが効果抜群です。
これらを指差しながら名前を説明したりするだけで、ずっと立っていてくれるので、着替えも20%ほど高速化し、非常にスムーズになりました。
それから、お風呂の水を洗濯機にポンプで汲み上げる時に使っているキッチンタイマーも、かなり注意を引きつけてくれています。
分、秒の調節ボタンがあり、押すと「ピッ」と大きな音が鳴るので、着替えタイムのお楽しみになっています。
立った状態で見やすい位置に、好きなもののステッカーなどを貼っておくのはとても有効です。非常に、オススメです。
語りかけ育児的方法について
あとは、着替えを好きになってもらうようにする工夫です。
これをずっと続けてきたことで、今現在、とても協力的に着替えをしてくれるようになっています。
まず、袖を通す際に手をつかむ時、「がしー!」、袖を裏返す時に「しゅるーん!!」などとサウンドをつけてあげると、赤ちゃんは喜びます。
通す袖の穴から覗き込んで、目を合わせるなどしても楽しいでしょう。
そのうちに自分から、手を伸ばしてきてくれるようになります。そのときにきちんと褒めてあげたり、驚いてあげたり、反応をしっかり見せることが重要です。
そうなれば、「これは楽しいことなんですね」と、さらにゲーム感覚でやってくれるようになります。
足の方も同様ですね。
「はーい右足通すよー」のように声掛けしていたので、片足を上げる時は必ず「はーい」と言いながらやってくれるようになりました。
楽しんでやってくれるようになると、気持ちの部分でもとても助かりますね。
まとめ・・着替えはできるだけスムーズに
着させ方、という物理的なテクニックの部分と、その時の声掛けなどの精神的なテクニック、両面における観点からまとめました。
・袖や足を通すのが最も大変。着させる側で裏返し、手足を掴んだら表に戻す方法を使うことで、一瞬で着させられる
・着させる時に楽しげなサウンド、雰囲気を演出してあげることで、楽しく積極的に着替えに参加してくれるようになる
物理的なテクニックももちろん大切ですが、長い目で見た時の赤ちゃん側からの積極的な姿勢の大切さは、今とても身にしみて感じています。。
ちょっとしたことですが、こういったことも親子で楽しんで行いたいですね。
以上、赤ちゃんの服の着せ方について、でした。
Comment
写真付きありがとうございます!!とっても分かり易かったです。
登場人物のカエルさんに思わずニヤニヤしてしまいました!(^^)
イガイガさん、コメントありがとうございます。
分かりやすかったですか!それなら良かったです。
妻に写真を撮って貰った甲斐がありました。
ティ子本人でやると、ご機嫌を損ねるおそれがあるので・・・
カエルさまにご出演頂きました^^