0歳の赤ちゃんと、どうやって遊べばいいの!?・・・「遊びの心構え」について。

himaguriです。
赤ちゃんとの遊び方について、妻からよく褒められるので、私が実践し、実際に良い反応を得られたものを月齢毎にまとめて、紹介していこうと思います。
私達の想いとして、どこにでもあるものや、自分たちの体を使って、赤ちゃんを楽しませたい!ということをいつも意識しており、日々実践し、研究しています。
おもちゃの威力は絶大です。手軽に赤ちゃんの興味をひき、夢中にさせることができます。
しかし、いつでもどこでも、自分の身一つで赤ちゃんを楽しませ、飽きさせないように遊ぶことができるようになれば、荷物も減るし、親子間のコミュニケーションや教育の面から見ても、すばらしい効果がたくさんあると思うのです。
どうしても消耗品になってしまう、赤ちゃん用おもちゃですので、出費をなるべく低く抑えたい・・という、切実な事情もあります。
それにあたり、0歳児の赤ちゃんとあそぶ際の、私が注意しているポイントや、私の考える赤ちゃんの気持ちなどを、まずは記録しておくことが必要だと思い、一つ記事を書いておくことにしました。
また、いうまでもないことですが、安全、清潔、モラルは第一です。
それを踏まえた上で、ポイントは3つです。
・赤ちゃんは常に「何か」に夢中。その対象を見つける
・赤ちゃんの興味のパターンを見つける
・自分たちも、最大限楽しむ
それでは順に説明していきます。
パパっと読むための目次
赤ちゃんは常に「何か」に夢中。その対象を見つける
私の周りの子育てパパママの話を聞くと、
「うちの子は遊んであげても、ちっとも笑ってくれないのでつまらない」
「反応が無いので、そもそも見えてるのか、聞こえてるのかもわからない」
などと言った悩みを皆さん、少なからずお持ちです。
たしかに、生まれてすぐの赤ちゃんは視力もまだ弱く、視界も狭くぼやけて見えているそうです。
そういった意味で、物理的に感覚器の機能がまだ弱い、という原因も、赤ちゃんによって個人差はありますが、「ある」と言えると思います。
しかし、私はこれまで娘と接してきて、「赤ちゃんは常に何かに夢中」と考えていて、それは「これらの赤ちゃんの反応への悩み」に対しての、ひとつの答えだと思っています。
私たちが普段生活しているこの世界も、赤ちゃんにとっては初めて見るもの、初めて聞く音ばかりの、謎に満ちた異世界です。
視界は限定的でよく見えず、言葉や音の意味もわかりません。
そんなところに突然やってきても、一生懸命に目を、口を、手を動かし、情報を得ようとする姿勢は、とてもエネルギッシュですよね。
そして赤ちゃんは、膨大な情報のインプットに対して、それをアウトプット、表現する方法をまだ知らないだけなのです。
視線が動かなくても、目に見えたものをよーく注目して、観察しています。
ぼーっとしているようでも、聞こえてくる音を注意深く聞き、吟味しています。
こう考えると、赤ちゃんの見ているもの、聞いている音は何なのかが気になって、赤ちゃんと同じ方向を見てみたり、耳を澄ませてみたりしてしまいます。
すると、意外な発見があるものです。
天井の木目に面白い形があるとか、遠くから聞こえる車の音とか、服の触っている部分にほつれがあるとか・・
語りかけ育児の手法ですが、こういったものを一緒に体感し、説明をしてあげることで、言葉の発達にも役立つそうです。
赤ちゃんは常に、「見た」「聞いた」「触った」何かに心奪われています。それが小さなことでも、赤ちゃんには大発見であり、また次の好奇心が湧いてくるきっかけになるのです。
そんな好奇心を、めいっぱい満たしてあげることが、親として子にするべき一番いい教育だと思います。
赤ちゃんの興味のパターンを見つける
赤ちゃんの行動を観察していると、さまざまなものを見たり、触ったりするなかでも、特に興味を引くもの、好きなものが見えてくると思います。
私の見つけ方としては、次のポイントに注目しています。
・他のものより長い時間、見たり触ったりしている
・複数の対象から、それを選択している
・それをしている時、反応が大きい(声を出す、目を丸くする・・等)
例えばおもちゃや手遊びをする際、遊んでいる時間が他に比べて長い、というのは、それに対する興味が他よりも強い、ということになります。
また、両手にそれぞれ対象を持って、「どっちがいい?」と聞くと、赤ちゃんも考えてどちらかを選んでいることがわかります。
うちの娘は、両方にしっかり視線を往復させて選んでいました。
海外では、こういったことを赤ちゃんのころからやらせ、自主性を育てるという手法が一般的だそうです。
そして、反応の大きさが比較的大きいことです。うちの娘を例にとると、目をまん丸にして、息が荒くなります。
10ヶ月目の今でこそ、非常に分かりやすい反応ですが、今思い返すと、2か月目ぐらいから、その兆候はあったように思います。
最初はかすかな反応ですが、そういう赤ちゃんの「くせ」を見つけるのは楽しいですよ。
前置きが長めになりましたが、こういったポイントを材料にして、好きなものをいくつか挙げた時に、共通点があれば、それは興味のパターンなのです。
ヒラヒラしたもの、細長いもの、暖色系の発色の強いもの、カサカサした音・・・
これらはうちの娘の興味のパターンですが、こういった特徴を先にとらえておくと、遊び方やおもちゃ選びの際にも非常に役立ちます。
もくろみ通り、パターン中の好きそうなおもちゃや遊びを気に入ってもらえると、内心ガッツポーズをして、「しめしめ・・・」という気分になります。
逆にうまくいかなくて試行錯誤したり、新しいパターンを見つけるのもまた楽しく、妻と娘と、わいわい議論しています。
自分たちも、最大限楽しむ
赤ちゃんと遊ぶ、ということに限らず、大人同士でも大事なことだと思いますが、自分たちが、心から楽しむ、楽しそうにするということです。
先に述べたとおり、赤ちゃんは楽しさを表現する方法がまだ少なく、反応も淡泊になりがちです。
しかし、それに引きずられて、親もつまらなそうにしてしまっては、それを見ている赤ちゃんにも、なんとなくその気配が伝わり、親子でほんとうにつまらない気分になってしまいます。
逆に、たとえオムツ替えの時でも、ニコニコ楽しそうに作業をしていると、赤ちゃんも楽しそうに笑い出すことがあります。
ほほえみ反射というのがありますが、笑いかけることで赤ちゃんが笑い返してくれるのは、先人の研究が示しています。
また、笑顔をつくることで、対応した顔の筋肉が動き、本当に楽しい気分になる脳内物質が生成されるという研究結果もあるそうです。
ただ、無理に別の自分を演じる必要はありません。それによって疲れてしまったら、長続きもしませんし、本末転倒です。
あくまで、いつもの自分達の中に、楽しさを見つけようとする姿勢が大切だと思います。
私も最初の頃は、娘と遊ぶ姿を妻や親の前で晒すことに抵抗がありました。また逆に、妻やおじいちゃんおばあちゃんが娘と遊ぶ姿を見ると、なぜか気恥ずかしかった思い出があります。
今では、そんな抵抗もあまり感じることなく、自然体のまま親子で接することができている実感があります。
そして、家族の時間が非常に大切なものになっています。
慣れるまでは意識的な訓練が必要ですが、慣れれば水を得た魚のように、自由に遊ぶことができるようになります。
まとめ
遊ぶことは本来、楽しいものでなくてはなりません。
そこにストレスを感じたり、息苦しさを覚えたりするようなら、心構えの面で、改善の余地があるかも知れません。
考え方や見方ひとつで、色々な工夫ができると思います。
参考にして頂ければ嬉しく思います。
以上、赤ちゃんとの遊びの心構えについて、でした。
Comment
いつも拝見させてもらってます。
赤ちゃんは常に何かに夢中…なるほど。自分は、いつも赤ちゃんとの遊び方が分からず困っているので、赤ちゃんとの遊びを考えるときの参考になります!
ありがとうございました!
イガイガさん
コメントありがとうございます。
妻とよく、「赤ちゃんって本当によく見ているし、聞いているよね」という話をします。私もできるだけ、娘と同じ目線になって、気持ちを想像するのですが、毎日必ずと言っていいほど、予想外の発見、反応があり、非常に面白いです。
赤ちゃん自身もそんな毎日の発見に、ワクワクしているのだと思います。
探検や、実験をするような気持ちで、赤ちゃんと一緒になってワクワクしてみてはいかがでしょうか?
きっと親子で楽しめる何かが見つかると思いますよ。
私達が実践してきた方法については、他の記事で紹介していきますので、ご参考になればと思います。
他の記事の遊びも拝見させてもらっていますが、かなり参考になります!
身近にあるもので遊ぶというコンセプトがかなり良いです!!経済面にも良いし、それぞれの遊びに工夫が入っていて、興味深いです。
また今後も拝見させていただきます(^^)
ありがとうございました!