【2歳と行く】肉迫!なでられるフクロウのいる、京都のフクロウの森レポート。

himaguriです。
今回、なかなか興味深いところに行ってきました。
「京都のフクロウの森」というところで、名前の通り、本物のフクロウがいます。
先日、記事を書いたばかりですが、「オリバーくん」という絵本に出てくる、フクロウの本物に会いたくて、この度、2歳の娘と一緒に出かけてきました。
意外性のある展開、可愛くてユーモラスなイラスト・・絵本「オリバーくん」レビュー。ふくろうが好きな人に・・
ティ子さんはこの絵本が好きすぎて、私もついつい気になってしまいました・・
さてさて、行ってみた結果どうだったのか?レポートしていきます。
同じ頃のお子さん連れでのお出かけを検討されている方に、参考になれば幸いです。
京都のフクロウの森 概要
公式HPはこちらです。
本物のフクロウとふれあえる、というところがポイントです。
実際にさわれるところは、京都市動物園とはちょっと違いますね。
アクセス
場所はこちら。
京都市内の、四条河原町という一番都会にあります。ど真ん中。
新京極通りという、大きなメインストリート沿いにあり、四条通りという東西に流れる大きな通りから入って、すぐ右の横道にあります。
一風変わったトンネル状になっていて、葉っぱの装飾が壁一面に施されているので、わかりやすいです。
周辺は京都ではこれ以上ないくらいに栄えているエリアですので、買い物に遊びに色々揃っていますし、サブプランとしても使いやすそうです。
鴨川もすぐそばにありますしね!困った時の川遊びも出来ますぜ・・
料金
大人(中学生以上)はひとり680円、4歳以上の子供は480円(税込)です。
3歳364日までの子は無料です。ありがてぇ。
時間は30分間です。この時間、短いようにも思えますが、敷地面積を考えるとまぁ妥当かな、という感じですね。
到着
祇園四条駅を降りて、徒歩10分くらいで到着。
看板には大きくフクロウが映っていて、分かりやすい。
フクロウの森は2Fです。こちらの階段を登っていきます。
同じ運営会社さんで、1Fの猫カフェもやっているみたいです。
ベビーカーで行く場合は注意
いきなり階段ですので、ベビーカーで行く場合は注意が必要です。
登りの階段横に置いておくか、2Fの受付横に置かせてもらうかです。
トンネル状になった細い横道とはいえ、人もつけずそのまま置いておくのは不安だったので、気合いで2Fまで運びました。
施設内の回覧道には、ベビーカーは乗り入れられません。道幅も狭いですしね。
店内
店内は少し薄暗く、天井や壁は葉っぱの装飾がくまなく取り付けられていて、結構頑張って森の景観が表現されています。
ジャングル風な自然音が流れていました。
入った瞬間は気づきませんでしたが、もう目の前にフクロウたちがいます。あんまり動かないので、気づいた時にはびっくりしました。
1Lペットボトルくらいのフクロウもいれば、ティ子と同じくらいの体長(1mくらい)の、大きなフクロウもいました。
まるで置物のようですが、確かに動いてる・・!
ティ子はすかさず、
と言ってました。
受付で利用説明
料金は先払いとなっており、まずは受付で入場料金を支払います。
そこで説明を受けます。
・写真撮影について ・フクロウの撫で方(場所、手の使い方) ・どのフクロウがなでなでOKで、どのフクロウがNGなのか
などなど、簡単に説明を受けます。
基本的には、細長い部屋をぐるりと回るように歩道が作られており、そこを歩きながら、木に止まっているフクロウ達を見たり、なでなでOKな子とは触れ合えたり、と行った具合です。
部屋はこぢんまりとしていて、せいぜい20畳くらいだったでしょうか・・
写真撮影
写真撮影は何枚撮っても大丈夫ですが、フラッシュは無しでとお願いされます。
まあ当然ですね。無用に動物をびっくりさせてはいけません。
フクロウの撫で方
スタッフさんに、フクロウ人形でこうやるんだよと説明を受けます。
さわれるのは背中のみ。正面の首やお腹、頭は嫌がるとのことで、さわれません。
さわるときは、手の甲側を使って(手のひらを内側にして)、上から下に優しくふんわり撫でるのだそうです。
あまり馴染みのないやり方ですね。でも確かに、このやり方なら余計な力もかからなそう。
どのフクロウがなでなでOKで、どのフクロウがNGなのか
最後に、さわってもOKなフクロウの見分け方です。
横に、「休憩中」と書かれた看板や、初心者マークのついたフクロウは、さわれません。
休憩は、ストレスをかけ続けすぎないようにという配慮でしょうかね。
初心者マークは、まだ人にあまり慣れていないということなのだそうです。
さらに聞いてみました。フクロウの感情、状態について。
とは言っても、看板だけでなくもう少し情報が欲しかったので、聞いてみました。
何しろこちらはイヤイヤ期渦中の2歳児。トラブルは未然に避けたいところです。
なるほど・・よしこれで準備はOK、いざ出発です。
個性豊かなフクロウ達(全体的に眠そうでした)
さて、順路に沿ってご紹介していきましょう。
1 マリオ
入口のすぐそばにいるのは、アフリカオオコノハズクのマリオさん。
しかし、眠そうです・・・うつむき気味で、さわるのもはばかられました。
2 ホワイト
続いて、シベリアワシミミズクのホワイトさん。
デカい。
とまった状態で身長が50cm以上ありました。
ミミズク系はこのツノがクールですね。私はこの施設でこの方がいちばん好きです。
目は暗めの琥珀色で、大きなガラス玉のようです。まんまる。
ティ子はしばらく抱っこされておとなしく見ていましたが、そのうち嬉しさの限界を突破してしまったようで、あまり見ない身悶えを繰り出していました。
3 もみじ
次はアカアシモリフクロウのもみじさん。
なかなかシックな佇まいです。
こちらをジッと見つめて、「撫でさせない構え」を構えていました。
4 ホーリー
続いて、アナホリフクロウのホーリー。
体は比較的小さく、キリッとした顔だちです。
他の動物が掘った穴に住むという、珍しい修正をもったフクロウだそうです。
5 リス
なぜかリスもおり、タッタッタカタカ・・と元気に車輪の音を響かせていました。元気すぎる。
そしてそんなリスの様子を猛禽類の瞳で見つめるフクロウさん。
な、なぜ・・・ここにリスなんだ・・・なぜ、こんなに狂ったように走っているんだ、何故・・なぜフクロウさんそれをじっと見つめているんだ、何故なんだ・・・
そんな私の疑問をよそに、バーーンと四肢を投げ出して休みまくるリス。
フルリラックスです。その姿はまるで子どものようでした。
6 キウイ(写真なし)
高めの枝に止まっていたのは、ナンベイヒナフクロウのキウイさん。
「子供が苦手です」と書かれており、その通りティ子が通る時に警戒モードになっており、写真を撮る余裕がありませんでした。
こういうのを書いておいてもらえると、お互いに気をつけられるので良い配慮だと思います。
7 ホワイト再び
そんなに広くもないのでこういうことが起こります。
でも今回は背中から。
背中から見てもすごい迫力だなー。
そしてその無防備そうに見える背中をいそいそと撫でようとすると、
ぐるっ!チラ!
フクロウの首は大体270°回転します。
わかっていても、実際に目の前でやられるとそわりとします。
失礼しました・・スゴスゴ・・
8 いっちゃん
メンフクロウのいっちゃんです。
モッコモコでした。メンフクロウのデザインも、独特ですね・・しげしげ・・・
9 アービーとHEDWIG
アビシニアンワシミミズクのアービーさんと、シロフクロウのMr.HEDWIGです(なぜかこの方のみ英語名)。
アービーさんは眠そうでした。
Mr.HEDWIGは
やっぱり眠そうでした。
フクロウって眠いとウインクっぽくなるんですかね?
片目ずつ器用に動かしてました。首といい、妙な動きに特化した生き物のようです。
10 かえで
ヨーロッパコノハズクのかえでさんです。
ハトなんかより小さいです。
300mlペットボトルくらいだったかな。
11 トシゾー
ベンガルワシミミズクのトシゾーさんです。
凛々しい。でも初心者マークがついていて、まだ研修中のようです。
12 信長
最後は、カラフトフクロウの信長さんです。
デカい。ホワイトさんよりさらに。
このフクロウってなんかの神様なの、ってくらい悠然たる佇まい、そしてエキゾチックなデザインです。またウインクしてるし。
やっぱり落ち着きもいちばんだったような気がします。
売店やベンチなどもあります
ちょっとしたスペースはフクロウグッズ売り場となっていて、ぬいぐるみやキーホルダーなど、いろんなものが置いてます。
一周するのに、ゆっくり見れば20分くらいでしょうか。途中でベンチもありますので、一休みすることもできます。
時間内であれば何周してもOKで、30分間という区切りはちょうどいいように感じます。
注意事項(感染症など)
冒頭に書いたベビーカーの他にも、注意したいと感じた点があります。
それは衛生面。特に小さい子を連れて行くなら気をつけたいところです。入口にはアルコールの霧吹きがあって、最初に手の消毒をします。
帰りの際も使わせてはもらえますが、できれば自前のウエットティッシュを持っていった方が良いでしょう。出た後にうがいなどができれば、なお良いですね。
フクロウさん達の止まっている下には、排泄物を受けるトレーが置いてあり、フンなどをしたらすぐにペレットをかけることになっているようです。
謝って触ってしまったりしないよう、気をつけましょう。
簡単に調べたところ、フクロウを媒介する感染症にはオウム病というのがあるようです。まあ、管理されて外界との接触を制限されているぶん、よっぽど野生のハトなんかよりもリスクは低いでしょうが・・
動物園に行く時同様、最低限の注意と、微生物の知識は持っておくに越したことはありませんのでご紹介しました。
まとめ
ここにはリスとの不思議な出会いがありました。大人でもソワソワしてしまうような、未知との邂逅。そんな感じ。
フクロウって、綺麗な生き物だなぁ・・・と思いました。
でも、綺麗なだけじゃなくて、羽毛の不規則感もあって、何度見ても不思議な感じもするし、面白いですよ。
ティ子もとても嬉しそうだったので、親としても満足です。サイズ感も、ちょうど良いくらいですね。
お近くに行かれる際は、参考にしていただけると幸いです。
以上、フクロウ達が間近で見られて、機嫌によっては触れ合える、「フクロウの森」のご紹介レポートでした。