楽しく安全な育児ライフの必需品。赤ちゃんの怪我を防ぐジョイントマット2種レビュー

himaguriです。
うちはフローリングのマンションに住んでいるのですが、対赤ちゃん転倒用に、ジョイントマットを敷いています。
11ヶ月半で、つかまり立ちから手を離すことができるようになったティ子ですが、それから約1ヶ月が経つ今も、一人立ちを完全にマスター出来ていません。
最近は成長がフィーバー状態だったので、すこし休養期間を置いているのでしょうか・・・移動には今のところ、ハイハイで十分と考えているのかも知れません。
それとも、最近マスターした「だーこ(抱っこ)」で私達が抱っこしてくれると分かったので、立つ必要性を感じていないのかも・・・赤ちゃんの行動は意外と冷静で、合理的だったりします。
独り立ちすると、ハイハイしなくなってしまい寂しい、という話も聞きますので、焦らずにゆっくり、今の状態を見守りたいと思っています。
歩き出しても、つかまり立ちでも、ハイハイでも、どーんと来いの安心感。ジョイントマットを敷いていたおかげで、転倒で怪我に繋がったことは、これまで一度もありません。
妻は友人から「甘やかし過ぎ!」とまで言われたようですが・・・万が一の場合に、慌てて病院に行くはめになるよりは、ずっといいと私たちは考えています。(うちに赤ちゃんが来てからというもの、この「万が一」という言葉と急速に仲良くなりました)
怪我をして学ぶことも大切と思っていますが、それはもう少し先、体も心もある程度しっかりと育ってからでも、遅くはないと考えています。
部屋でひとり遊びをさせているときでも、安心感が違うので、我々親の負担もだいぶ軽減されました。
のびのびと開放的に、思い切った遊びをさせることができ、私達の考える「楽しむ育児」においても、なくてはならないツールです。
あなたがもし床の養生をするか迷われているなら、今回の記事はお役に立てると思います。
2種類のマットを使用しているので、それぞれの特徴をレビューしていきたいと思います。
パパっと読むための目次
[タンスのゲン製]コルクマット46cm角
すこし大きめのサイズの、コルクマットです。
こちらは、主にリビングで使うことを考えて購入しました。
安心の耐衝撃性
赤ちゃんのいる家庭では、主にこれを気にして購入される方が多いのではないでしょうか。
厚みは0.8mm。
自分たちで頭を打ち付けて試してみましたが、そうとう本気で頭突きしても痛くありません。
ティ子のつかまり立ちの頃は、よく横向き、後ろ向きに頭から倒れ込んでいましたが、怪我に繋がったことは一度もありません。(びっくりして泣いてしまうのですが、抱き起こして「痛かったねー」など言い聞かせてやると、けろりと泣き止みます)
ひとり立ちの始まった現在でも、もうしばらくは使えそうです。
食べても安全な材質
赤ちゃんは何でも口に入れてしまうので、こちらも重要ですね。
EVA樹脂という素材(一般的によくジョイントマットに採用されています)の表面をコルクでコートしています。
コルクは天然の素材ですし、EVA樹脂も謝って飲み込んでしまっても危険性のない材質ですので、安心です。
一般のジョイントマットとは異なる、さらさらの質感
「つるつる」というよりは「さらさら」で、粗粒コルク同士の隙間の凸凹がほんのわずかに感じられます。
水などをこぼしても、よく拭いて乾燥させれば元通りです。(これまで、そこまで派手に液体をぶちまけたりはしていませんが、ガードしきれなかったティ子の飲みこぼしや食べ散らし程度であれば、問題ありません)
私は家では冬でも大体裸足なのですが、3ヶ月使ってもベタつくことなく、さらりとしています。
これは地味に良いポイントで、私の場合普通のマットは足の裏にくっついたり、摩擦が大き過ぎたりしてしまうのですが、コルクですとそういったことは無く、とても快適です。
通常のマットのペタペタした質感が合わない方は、検討してみてもいいと思います。
床との断熱性が高い
元がフローリングだったため、よく感じられるのかもしれませんが、床の断熱性能が高いです。
そのまま寝転がっても、床からの冷たさは殆ど感じません。
質感も上で述べた通り、さらりとしているので、冬だけでなく夏場でも使えそうです。
暖房や冷房を使用している場合、床面の断熱ができるので、省エネの効果も期待できます。
設置/撤去の手間の少なさ
大きめのサイズであるため、敷くのも片付けるのも枚数が少なくできる分、楽です。
1枚1枚の重さもとても軽く、誰でも簡単に敷けます。
道具も何も必要なく、床に敷いて接続部を手で軽く叩いて繋げるだけです。ちょっとしたパズル感覚で、スポスポはまっていく様は、快感です。
シックで主張し過ぎないデザイン
デザインがシックな粗粒コルクなので、敷き詰めてもインテリアとして激しく主張しないところも、良いなと思っているポイントです。
また、付属品として枚数分のサイドパーツが付いていますので、外周の凸凹の部分にそれを繋げることで、境界をきれいに整えることができます。
内側にへこむような敷き方をした場合は、サイドパーツを少し切り取って、外周に沿わせて接続する必要があります。
うちで敷いたところ、フローリングの床が、絨毯を敷いたかのように雰囲気が変わりました。
繋ぎ目もほとんど目立たず、パネル1枚1枚の色ムラもありません。
打ちっぱなしのコンクリートや裸電球など、無機質でスタイリッシュなインテリアが好きな方には、非常にいいのではないかと思います。
無骨ながらクラフト感もあるこの質感は、絨毯では出せないと思います。
どうしてもジョイントマットって、子供部屋のようなファンシーな雰囲気が出てしまうんですよね。
それはそれで楽しいのですが、リビングではその雰囲気を全面に押し出したくなく、これまでの雰囲気をなるべく壊さないものは無いかと探した結果、この商品に行き着きました。
自然に部屋に馴染んでくれているので、とても気に入っています。
イマイチな点
赤ちゃんがいると仕方のないことかもしれませんが、接続部分をひっぺがして齧ってしまいます。
コルク部は齧られに弱く、歯で噛みちぎられやすいです。ティ子もそれが気に入って、よくガムのように噛みながら逃げ回っていました。
特にサイドパーツは取り外しもしやすく、自分で外しては齧るので、目につく部分のサイドパーツは全て撤去してしまいました。
完全に部屋に敷き詰めてしまうか、糊付けしてしまうなど剥がせないように工夫が必要です。
また、稀にほんの少しですが、表面の微細なコルクが剥がれ、小さなゴミになることがあります。
掃除機をかけるなどすれば、またしばらくは快適な状態になりますので、そこまで気になるほどでもありませんが、コルク特有の問題ではあると思います。
[Ziweiba]ジョイントマット 赤ちゃんカートゥーン動物シリーズ
こちらは、赤ちゃん部屋用で、おもちゃとしても使えるものを選びました。
マットとしての基本スペックは大体同じですので、それ以外の良い点、悪い点をレビューします。
パズルの構成が実用的
大きめのパーツで構成されており、それぞれ形状が独特なため、どれがどこに入るかがわかりやすく、実用性が高いといえます。
また、完全に同一のパーツもほぼ無いので、片付けが比較的楽です。
想像していたよりも丈夫
こちらも、例によって噛まれまくるのですが、相当な力で何度も噛まれている割には、ちぎれたり切れたりが少ないです。
上下の歯が生えそろい、両手で引っ張りながら噛まれると、さすがにすこしずつ千切れますが、耐久性は想像以上でした。
優しいパステルカラーの発色
子供用のジョイントマットって、基本的に原色使いのビビッドな色合いのものが多いのですが、このマットは全体的に淡い色合いで、目に優しいです。
敷くと、ほんわかとした優しい雰囲気が出ます。
動物をモチーフとしたパズルマット
アイコン風にデフォルメされた動物が、パズルのピースになっています。
知育にも利用できますね。
キャラクターを認識できるようになったら、楽しく遊べると思います。
ティ子はまだまだバラし専門ですが、いつか組み付けができるようになったら、パズルの楽しさや、動物の勉強なども教えてあげられますので、とても楽しみです。
イマイチな点
誤飲に繋がるおそれのある小さめパーツ(動物の目の部分)がいくらかあります。
ただしこれは、他の商品に比べて少なめだと思います。(小さめパーツが少ないものを探して選びました)
ティ子はこの目のパーツが気に入って、自分で集めていました。妻に抱っこされて連れて来られた時に、両手と口に3セット収集していた時は思わず笑ってしまいました。
敷いていて良かったと思ったことは数知れず
歩きの練習を始めた赤ちゃんの日常では、転倒は確実に毎日起こります。
ティ子も、毎日少なくとも一回はハデに転んで、大泣きしていました。
その度に、敷いておいて良かった・・・と、妻と胸を撫で下ろしています。
でも大泣きするのは、「びっくりした」からであって、痛くて泣いていたわけではないので、そこからすぐさま、同じようにトライし始めるのです。
敷いてない状態で自由にさせたことがないので、これはあくまで想像なのですが、きっと赤ちゃんは、マットがあろうがなかろうが、自らの歩きたいという意志のままに、それこそ何度でもチャレンジするのだと思います。
ですが、転倒して痛い思いをしたら、そのチャレンジに対しても臆病になってしまうのではないでしょうか。
それこそ本当に怪我をしてしまったら、チャレンジどころでは無くなってしまうので、マットを敷いてあげるのも、「子供がチャレンジしやすい環境をつくる」という意味で、大切なことなんじゃないかなと思っています。
何だか大仰になってしまいましたが、そこまで高額のものでもないので、本当におすすめしたいツールの一つです。
インテリアの雰囲気も変えられますしね!
楽しく安全な子育てライフを送りましょう。
以上、うちで使用しているマットのレビューでした。
Comment
こんにちは!今回の記事も、「ほうほうなるほど」と学びながら読ませていただきました。
差し支えなければ教えて頂きたいのですが、質問です(>_<)!ジョイントマットって、それだけじゃ固くないですか?うちももうすぐ5ヶ月で、ハイハイなどに備えてジョイントマットを購入したのですが、思ったよりも固くて、転んだりした時に痛くないか心配になりました。あまりにも心配なので、ジョイントマットの上にキルト生地を敷いています(^^;;笑
実際はどうなのでしょうか?ジョイントマットだけで、本当に、転んでも泣いたり痛い思いをせずに済みますか?
疑うようで申し訳ないのですが、よければ教えてください。よろしくお願いしますm(_ _)m
イガイガさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今回ご紹介させていただいたマットは、私もはじめはたしかに、手で触った体感では、「ちょっと固いかも・・」と感じました。
しかしその後、自らの身で色々な検証をした中で、(バーンと後ろ向きに頭から倒れる/アクロバティックに顔面からタックルする等)転んでもそこまで痛くない、というように結論しています。
使われているマットのスペックにもよると思いますし、個人差もありますので、心配であれば敷いてあげた方が良いと思いますよ^^
ティ子の場合も、よく派手に転んでいますが、明らかに痛い思いをした時よりも泣いている時間は短めです。
実際に「痛かったよー」と聞いたわけではないので、あくまで想像とパパとしての勘、自分の体感をもってそのように判断しています。
参考になれば幸いです。^^
回答ありがとうございます(^O^)
なるほどなるほど!確かに、まず私の購入したジョイントマットは500円/8枚の安いやつなので、マットのスペックが低くて余計に固いのかもしれません笑
子どもが一度、マットの上で腹ばいになって頭を上下させ、実際にマットに頭をぶつけた時、「ゴンッ」と音がなってビックリしました(・_・; 泣きはしませんでしたが、心配ですしうちはキルト生地をひこうと思います!
方針が固まりました!ありがとうございます(^◇^)!
イガイガさん
受け身も取れないうちは特に心配ですよね・・
時間とともに受け身も上手になりますが、家でできる診断方法としては、頭を触ってたんこぶができていないか見る/視点の焦点が定まっているか・意識ははっきりしているか確認する(ケロッとしていれば大丈夫)などを覚えておかれるといいと思います。
それでも心配なときは、こちらの記事でも紹介していますが、#8000番の小児緊急でんわ相談も利用されると安心できますよ!
パパとも是非相談してみて下さいね。
丁寧に簡単な診断方法まで、ありがとうございます!
いざって時のために、何事も予習して、子どもと安心安全な楽しい生活を頑張ります!\(^^)/