家族間での写真整理、共有にはアプリ「みてね」が最適と感じる理由。

himaguriです。
子育てをしていると、写真や動画を撮る機会が非常に多くなります。
今や、スマートフォンで写真も動画も、大量に撮ることができる時代です。
2016年の統計では、スマートフォンの普及率は10~20代に限定すると、9割を超えているそうです。
私が子供のころは、動画を撮るには厚み8mmの小型テープを入れたハンディカムが必要だったのですが・・(当時はそれでも画期的だったみたいです)便利な時代になったものです。
私も妻も、スマートフォンを使って娘の写真、動画を日々撮りためています。
しかし、毎日写真を別の端末でどんどん撮りためていくと、今度はそれを共有したり、整理したりという作業が発生していきます。
これを、おじいちゃんおばあちゃんをはじめとする、ほかの家族も含めて共有していくとなると、写真の整理と選別、共有などで、それだけで膨大な作業量になります。
これを、どのように効率よくやっていくか・・というのは、これまで私たちの悩みの種だったのですが、色々なアプリを試してみて、最近、とても良いものを見つけることができたため、ご紹介させていただきます。
mixi社の「家族アルバム みてね」というアプリです。
既にかなり人気があるアプリです。ホームページはこちら。
無料で使用でき、サービスの質も非常に高いので、実際に使用してみた感想、人気の理由などを記事にしていきます。
今まで他に使用していたアプリとの比較もしていきますので、参考になれば幸いです。
パパっと読むための目次
家族アルバム「みてね」とはどんなアプリ?
写真、動画を一つの場所にアップロードして、設定をした人のみがアクセス・共有できるようにするアプリです。
使用料金は基本的に無料で、使用できる容量は無制限です。
スマートフォンで写真のアップロード、閲覧ができる「アプリ版」と、PCでの閲覧のみ可能な「ブラウザ版」の二種類があります。
「みてね」の特徴
写真を一か所にアップロードして、共有ができる
「みてね」のアプリ版を使うと、同期設定した複数の端末から、同じ場所に写真と動画をアップすることができます。
例えば、私と妻、二人別の携帯からでも、ひとつのアルバムを作成することができます。
アプリ版を使用してさえいれば、おじいちゃんおばあちゃんや他の方からのアップロードも設定次第で可能です。
これによって、見せたい写真を各自の端末から整理して、選りすぐりの写真をひとところに揃えることができます。
データをアップしていれば、「あの時、どっちの携帯で撮ったんだっけ?」「あの写真ちょうだい!」といった手間がなくなり、非常に快適です。
アプリをインストールしていれば、そのまま共有ができますし、スマートフォンがなくとも、URLを送信してブラウザ版でデータを共有することが可能です。
写真アップロードの操作が快適
「みてね」では、データのアップロード作業も比較的シンプル化されており、ストレスが少ないです。
カメラロールに保存されている画像、動画をピックアップして、選択で一挙にアップすることができます。
アップした写真は、月毎に別のページに保管されるので、管理もしやすくなります。
また、意外と他のアプリでできないのが、「一度アップした写真はアップロード候補から除外する」という機能なのですが、これが標準設定されています。
同じ写真をアップしてしまうことがなくなるので、整理の効率が上がります。
アップロード中は、アルバムを見るなどアプリ内で他の作業が可能です。バックグラウンドでもある程度は動かせますが、私たちが使用しているiphone6では、元々マルチタスクがそこまで得意ではないので、あまり試していません。
ランダムで月毎アルバム、1秒動画が生成される
画像をアップしていくと、毎月アルバムが自動生成されます。また、動画を20本以上アップすると、1秒ずつ動画を切り取ってつなぎ合わせた「1秒動画」が生成されます。
ランダム生成ということで、これは良し悪しなのですが、意図しない形での成長アルバム、動画を見ることができます。
勝手に生成されるので、見るときにちょっとしたワクワク感があります。(私の場合、動画にちょうどレンジのチン音が入っていました・・)
アルバムの方は、ページ指定して手動で写真変更もできますが、動画は現状、編集ができません。
アルバムのフォトブック化ができる
「みてね」を使用して特に感動した点が、なんといってもこれです。
上で生成されたアルバムを実際のフォトブックにし、発送してもらうことができます。
サイズはA5縦、ページ数は表紙を合わせて23P、金額は1冊500円で作成してもらえます。
実際に、自動生成されたアルバムを注文してみたのですが、満足度はかなり高かったです。
注文から1週間程度で到着し、写真の元データが鮮明なら、すこし暗めにはなりますがかなり綺麗に印刷され、そこそこのクオリティの小冊子ができます。
これで500円は、作成の手間を考えたら安く感じます。
手動で写真を選択し、コメントを挿入することもできます。
ただし、縦冊子の特性上、横長の写真を選んだ場合と、コメントを挿入した場合は、写真の上下に余白ができます。(プレビューで確認ができます)
うちでは、夫婦で写真を選んで、1年間の成長としてまとめたものを、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントすることにしました。
2017/2/28現在、送料無料キャンペーン中なので、一冊お試しで注文してみるのもおすすめです。
これまで使用した他のサービスとの比較
LINEとの比較
写真や動画を、LINEで共有していた時期もありましたが、かなり不便でした。
手動で保存しておかないと、すぐに流れてしまい閲覧不可になってしまいますし、あとで見返す時にタイムラインを追わないと、日付がわからなくなってしまいました。
グループやアルバムを作るなどの工夫はできたのでしょうが、その設定が煩雑で、やるのを断念しました。
LINEは基本的に一期一会と考え、自分で大事だと思ったことはメモなりスクショなりを取っておくべきですね。
そもそも、写真や動画などの大容量のデータ共有は、LINEにはあまり向かないと感じました。
google+(グーグルプラス)との比較
「みてね」を使うまでは、こちらのサービスを利用していました。
共有設定をグループ化すれば、写真と動画を簡単にアップロードして投稿、共有ができます。
しかし、デフォルトで一般共有がONになっている点(全世界に共有されます)と、その共有設定が比較的複雑で、おばあちゃんへの説明が大変でした・・
それから不便に感じる点としては、投稿がタイムラインでしか表示されないので、時系列が不明確になる時があります。
あとはコメントが投稿ごとに可能で、グループチャット化できるのですが、みてねの場合は個別の写真でそれが可能です。
googleフォトとの比較
実は、「みてね」に搭載されている機能は、大抵「googleフォト」でも使用することができます。
しかも、動画やアニメの自動生成機能は、その編集も設定も細かく行える関係上、「googleフォト」の方が圧倒的に優位といえます。
ただ、そのカスタマイズ性の高さは、操作の難しさや煩雑さも同時にはらんでいるものです。
妻がこれを使っていたのですが、私は機能やアイコンの種類の多さに、敷居の高さを感じてしまいました。
自分でも使いこなせないものを、「google+」のように、おばあちゃんに再び説明して・・ということを考えると、どうしても尻込みしてしまう、というのが本音です。
「みてね」の優位性
実際に「みてね」を使用してみて感じたのが、操作のわかりやすさと、フォトブックの完成度の高さです。
シンプルに操作できるように機能を制限し、だれでも簡単にできるよう、配慮されています。
子育て家庭は、写真整理や動画編集にそこまで時間をかけられないという悩みがあるかと思います。
「みてね」は、その悩みにうまくフィットしていると思います。
写真をランダムに選んでフォトブックを生成してくれるのも、忙しいパパママには有難いのではないでしょうか。
毎月生成されるアルバムをフォトブック化し、月毎にコレクションしていっても楽しいのではないかと思います。
きちんとフォトブックの背表紙にもタイトルが印刷されているので、並べていくのも良さそうですね。
注文も、一度してしまうとかなり簡単にできるので、こういった「手軽さ」も、人気の要因として非常に納得です。
少規模のグループであれば、家族でなくとも気軽な写真共有には最適であると思います。
アプリなので、サービス内容の更新などは順次されていくと思いますが、ユーザー目線で使いやすいものを提供していって欲しいですね。
今後に大いに期待です。
以上、写真共有アプリ「みてね」についてでした。
追記:他の家族写真共有アプリとの比較は?
他にも、家族内で写真を共有できるアプリはあるらしいのですが、現在は「みてね」のみの利用しかしていないので、順次、試していきたいと思っています。
カタログスペック上は、ブラウザでの共有ができること、シンプルでわかりやすい操作性、という点が「みてね」の強みかと思います。
やっぱり時間がない!だけど、多少お金をかけてでも、フォトブックのクオリティには妥協したくない・・・そんなあなたにオススメのサービスがこちらです↓
写真を選んで送るだけで、プロがすべてをコーディネート。
その完成度は「携帯でここまでのものができるのか・・・」というレベルです。
同じくアプリ紹介。赤ちゃんの授乳、おむつ替え、ねんねを簡単操作で記録。