夜間の漏れにお悩みなら、オヤスミマンの包容力(普通のおむつと一味違う)。使用感レビュー

himaguriです。
突然ですがあなたは、朝赤ちゃんのおむつからおしっこが漏れていて、朝一番に着替えや布団のシーツ替え、洗濯などをする羽目になったことはありませんか?
うちの場合ですが、ティ子は一歳を過ぎてから、夜間おしっこの量がいよいよ増えてきてしまい、連日おむつから漏れてしまうことがありました。
そこで、最近は「オヤスミマン」という夜間専用のオムツを使用し始めているのですが、これが今のところすごく調子がいいので、レビューしていきたいと思います。
ちなみに、睡眠時間は20時位〜7時位の11時間程度で、夜間授乳は寝る前と夜中、朝方にかけての3回。寝る姿勢はうつ伏せがほとんどの時間を占めている、女の子のケースです。
あなたの赤ちゃんが上記のケースに近いほど、以下のレビューが参考になる可能性があります。
パパっと読むための目次
オヤスミマン導入までの経緯
夜間のおむつ替えは親にとって負担大かつハイリスク
ここ2ヶ月位から、夜間のおしっこ対策に寝る前だけ、通常時のMサイズではなくLサイズのおむつを着用させていました。
夜間におむつ替えをするとなると、それによって赤ちゃんを起こしてしまうリスクがあるので、理想は寝る前におむつを替えたら、起床するまでは同じもので済ませたいですね。
ティ子もなんどかそれで起きてしまったことがあります。しかもぱっちりと。
そうなると深夜に元気いっぱいで遊び出されてしまうので、親としてはツライ時もあります。(あの絶望感、あなたにも共感頂けるのではないでしょうか・・)
おむつ替えをするパパ/ママ側の負担を考えても、できればそのような習慣をつくることが好ましいです。
部屋の温度も低めになる冬は尚更、おむつ替えをしていると下半身の寒さで起きてしまう可能性も高くなるそうです。
そういった経験もあり、おむつのサイズもアップして対策は万全だ!・・と思っていたら、数日立て続けにおしっこ漏れが発生してしまいました。
朝イチのおむつ漏れは朝イチの憂鬱
元々ティ子は、夜間はよく寝るし、よく飲むほうの子だと思います。
さらに冬は汗をかきにくくなるため、尿量回数ともに増える傾向にあるそうです。
それまでも、起き抜け一番のおむつ替えでは、おむつがパンパンでずっしりとおしっこを吸っており、「かなり多いな」という感覚ではあったのですが、おむつをMからLにサイズアップしたことで、大丈夫だろうと高をくくっていました。
しかし、それでも漏れるのです。付け方や授乳のタイミングなどにも工夫して、細心の注意を払っても、吸収しきれずに服が濡れてしまっていて、朝から大変な思いを何回もしました。
さわやかであるはずの朝が、なんとなく残念なムードになってしまうのを防がなくては・・
そんなことがあり、夜間のオムツをより包容力のあるものに替える必要がありました。
オヤスミマン導入、実践レポート
オヤスミマンの導入によって、朝方に「漏れているかな?」という心配が(今のところ)なくなったので、うちではとても有り難く使っています。
うちでそれまで使っていたLサイズのメリーズと比べると、大きく2つの違いが有ります。
①吸水量が大きい
②漏れ防止ギャザー(足回り胴回りのフリフリ)が豪華
順に触れていきますね。
吸水量が大きい
まず、吸水パワーナンバー1を謳っているだけあり、かなり多量のおしっこを吸水してくれます。
朝のおむつ替えの際、片手でオヤスミマンを持つと、思わず「おお〜・・・」と感嘆の声が出ます。それくらい重いです。
例えるなら、500mlペットボトルくらい・・・です!
前側の吸水体はお腹のかなり上の方までカバーしてくれており、表面は硬めの綿のような手触りなのですが、これがおしっこをどんどん吸収してくれます。
毎晩のおしっこ量は正確にはわかりませんし、ばらつきもあるかと思いますが、オヤスミマンを使い始めて、朝方に服まで濡れているということはなくなりました。
毎朝、ずっしりどっしりと吸水したオヤスミマンを持つと、何故か得体の知れない達成感を感じます。関連▷子育てにおける達成感の得方
漏れ防止ギャザー(足回り胴回りのフリフリ)が豪華
また、主観ですが足の周り、お腹周りの漏れ防止ギャザーが、他のおむつと比べると豪華で、漏れ防止に一役買っているように思います。
股下や腰の横の部分など、幾重にも張り巡らされており、何段階かにわたっておしっこをせき止められるような構造になっています。
また、吸水体のさらに上にはしっかりと防水のギャザーがついていて、このギャザーによっておしっこの進軍を食い止め、お腹の上の方まである吸水体で囲い込み四方から撃破する、という戦略がとられているようです。
オヤスミマンの欠点について
残念な点としてはやはり個々のコストが高く付くところでしょうか。
昼間に使っているメリーズはサイズがMだからというところもありますが、1枚22円に対し、オヤスミマンは1枚60円と3倍程度の値段がします。
同程度のサイズのLでも1枚30円なので、ほかと比べて割高であることは確かです。
また、ギャザー(腰回り胴回りのフリフリ)がしっかりついているせいか、他のパンツタイプおむつよりも抵抗が大きく、少しだけ履かせにくいです。
あとは、おむつ替えして捨てる時に、おむつを固定するためのシールなどが付いていないので、まるめるのみになります。
これらの欠点についてですが・・
値段面は、夜間におむつ替えしたり、それによって起こしてしまったりが無くなり、おしっこ漏れの不安から解放されるならば、安い出費ではないかと思います。
ひと晩に1枚しか使いませんしね。
また、はかせにくさは漏れにくさに一役買っている部分ですし、致し方ないかなというところです。
捨てる時の固定については、個人的にはあまり不便を感じませんが、気になる方は気になるかもしれません。
オヤスミマンを使用する時の注意ポイントについて
実は、今でこそ大活躍のオヤスミマンですが、注意しなくてはならないポイントがあります。
私達はすこしそれらに戸惑いました。あなたは同じ過ちを犯されないようご注意下さい。
オヤスミマン購入の際の注意点
オヤスミマンは、男の子用と女の子用があります。
おむつメーカによっては、性別で体の構造に合わせて、吸収体の配置されている場所が微妙に異なったりするようです。
おむつ「グーン」はパッケージに記載されていますね。男の子用は、前方向の吸水体が厚めになっています。
気になったので、メーカに問い合わせてみたところ、以下のような回答を頂きました。
オヤスミマン男の子用と女の子用の製品の違いについて、
ご案内申し上げます。
製品はデザイン・色のみが異なり、吸収体の配置など製品の構造や
製品性能は男女同じでございます。
ご成長過程におきまして、男の子・女の子という性別を少しずつ
意識され始めたお子様のためにそれぞれに人気のデザインを採用しています。
便宜上、男の子用・女の子用と謳っておりますが
どうぞお好みのものをお使いいただければと存じます。
ほほう、なるほど。オヤスミマンはデザインの違いだけで、機能上は同じということですね。
また、サイズラインナップはLサイズ(9〜14kg)、ビッグサイズ以上(13〜25kg)の2パターンのみです。
指定範囲体重はあくまで目安です。大きければいいというようなものでもなく、ビッグサイズ以上ともなるとかなり巨大ですので、体(特に足、お腹)にフィットするものを選びましょう。
あまりにもゆるゆるですと、そこから漏れてしまう恐れもありますからね。
オヤスミマン着用の際の注意点
ティ子の様に、とにかくうつ伏せでこんこんと眠り続ける子の場合、前側のおしっこに防御力を最大特化する必要があります。
オヤスミマン導入初日はここが甘く、お腹側からおしっこを漏らしてしまいました。
それ以降、しっかりとへその上辺りまで引っ張り上げて履かせるようにしてあげると、漏れが発生することはなくなりました。
また、おむつ全般に共通することですが、「ギャザー」と呼ばれるフリル状のパーツが、きちんと足回り、お腹周りに沿って開いているかもご確認下さい。
基本のき、とも言える部分ですので、しっかり全周、折れ曲がっているところがないか、履かせた時には毎回点検しましょう。
まとめ:オヤスミマンは今では赤ちゃんだけでなく我が家全員のヒーローです
オヤスミマンによって得られるベネフィットをご説明しましたが、いかがだったでしょうか。
改めてまとめますと、これによって我が家で改善されたのは、
・朝イチの着替え、布団替えの手間の削減
・夜のおむつ替えの手間、それによって起こしてしまうリスクの回避
・夜〜朝にかけてのおしっこ漏れの恐怖からの解放
などといったところになります。
特に妻は3つ目の、「恐怖からの解放」が大きかった、と言っています。
私としても、妻が少しでもよく眠れるなら万々歳です。
眠りを妨げるものは、こういったグッズなどで解決できるのであれば、積極的にどんどん排除していきたいですね。
以上、オヤスミマンについてでした。