0歳でも・・・こぼさない!家でも外でも大活躍、ストローマグのご紹介。利点や役立つ場面など。

himaguriです。
今日は、ストローマグ、という神ツールについてご紹介したいと思います。
うちのティ子は大体7ヶ月の時にお出かけ用に教えて、使い始めたのですが、これがなかなかどうしてスグレモノで、半年以上重宝しています。
最初は、使い方を教えてあげることが必要ですが、水分を母乳や哺乳瓶以外から摂取できるようになると、赤ちゃんとしても、パパママとしても劇的に「楽」になります。
この記事では、その大変便利な点と、使い方の教育方法、使っていてちょっと・・・と感じた点などについて、わかりやすくご説明していきます。
それでは書いていきます。
パパっと読むための目次
ストローマグってどんなもの?
まずは、ストローマグって何?というところから。
うちで使用しているものはこんな感じ。画像でご覧ください。
引用元:リッチェル公式HP
うちにあるのは右の、お出かけタイプになります。
取っ手と蓋がついていて、ストローは蓋を閉めるとたたまれるようにして閉じ、水筒のように使えます。
最初に見た時、「これはすごいな〜」と感心したのを覚えています。
ストローマグの利点
ストローマグの便利な点は、大きく以下の4つです。
・ひとりで水分補給ができるようになる
・逆さになってもこぼれない
・飲んでいる最中は静かで大人しい
・飲んでいる姿がかわいい
順に触れていきますね。
ひとりで水分補給ができるようになる
最大の利点はこれです。
水分補給を、赤ちゃん自身でできるようにするメリットは非常に大きいです。
うちは、ずりばいの頃の7ヶ月目から愛用していますが、完全母乳での子育てだったので、それまで水分補給はといえば授乳か、わずかに離乳食の時のみでした。
ティ子自身も、のどが渇いたらほとんど授乳一択だったため、毎回授乳していましたが、それだと妻の負担も大きいんですよね。
まだまだ、コップを自分で持ったり、ましてやそれをこぼさず上手に飲んだりなんて、できない時期です。
そこで、ストローマグを使いだしたところ、水を一人で飲むことができるようになったので、飲んでいる最中は我々はフリーになりました。
最初に、飲み方を教えてあげる必要がありますが(やり方については後述します)、それさえ覚えてしまえば、あとは赤ちゃん自身におまかせできます。
コップで飲ませるときのように、つきっきりでサポート(という名の監視)をする必要もありません。
これが、それまでに比べるとほんとうに画期的に感じました。
ティ子は、1歳3ヶ月の現在、「ちゅーちゅー」と言って、自分で喉がかわいているかお知らせしてくれるまでになりました。
「ちゅーちゅー?」と訊くと、飲みたいときには積極的に反応してくれます。
自分の状態を知らせてくれるので、親子ともにストレスが減り、劇的にラクになりました。そんな、コミュニケーションツールとしても役立った、という側面もあります。
逆さになってもこぼれない
ストローマグの飲みくちには空気穴がついており、これが逆止弁(一方通行の通り道です)になることで、吸ったぶんの空気を取り入れ、逆に中の水は出ない構造になっています。
この構造により、逆さまにしようが、振り回そうがほとんど「こぼれない」のです。
大人であれば、飲み物をこぼさずに、しっかりと気をつけて飲むことが出来ますね。
でも、赤ちゃんはそうはいきません。
コップ一つとっても、「傾けたら中身がこぼれて戻せない」という、当たり前の物理法則も、一つ一つ学んでいかなければならないのです。
そしてそれを、実地で学んでいくのはとっても大変です。
繰り返し、こぼして落として、ようやくその現象がつかめるようになっていくのです。
それをあえて、毎回の食事でやってもらうこともないと思います。
後片付けのことを心配しながら、恐る恐る食事中にやってもらうのと、お風呂や水遊びなど、まわりが濡れても問題ない環境で、思う存分練習させてあげるのとでは、パパママの精神的負担もだいぶ違ってきます。
そういった意味で、こぼれないストローマグは、パパママの心強い味方なのです。
大人でないと蓋の開閉が難しい構造になっている
それから、蓋の開閉は赤ちゃんには難しい構造になっています。
ボタン式のストッパーによって、蓋を閉めるとロック状態となり、強めに押し込まないと蓋が開きません。
これ、地味に画期的な機能で、ワンタッチで開閉できる上に全く漏れないので、非常に便利です。
蓋が開いていたとしても、ほとんどこぼれることはないのですが、締めることでより強固なシール性を発揮します。
赤ちゃんが開けてしまうことがないので、そのへんに置いておいても、気付いたら中身がぶちまけられていた・・・なんていうこともありません。安心です。
ティ子も1歳3ヶ月の現在、開けられないので、飲みたい時はマグを持って「ぱかーぱかー」と言って、開けろと要求してきます。
また、そのままバッグに入れて、水筒のように持ち運びも可能です。
飲んでいる最中は静かで大人しい
ストローマグで飲んでいる最中は、ほんとうに静かで大人しくしていてくれます。
こちらも、実際に使いだしてその威力を大きく感じたポイントになります。
どんな場面で使えるかというと・・・
たとえば電車や新幹線。公共の場で活躍してくれます
公共の場で、赤ちゃんに静かにしていてもらいたい時って、ありますよね。
そういった時、ストローマグはひとつの回答になりえます。
まず、口をつかって飲むものですので、大きな声を出す心配がありません。
そして、それほどスピーディに飲み干すことはできないので、一定時間はおとなしく飲み続けていてくれます。
これが、どんなおもちゃを与えるよりも、時に効果的です。
家の中だけでも、使い出すと重宝します。
家でも同様に、電話をする時なんかに飲んでいてもらうと、一心に飲み続けるのでとても静かになります。
数分程度は、まとまった時間飲み続けてくれるので、これが有り難い場面も多いんですよね。
飲んでいる姿がかわいい
そして、見逃せないポイントがこちら、「飲んでいる姿がかわいい」です。
無心にちゅうちゅうストローを吸い続ける様子は、また趣が一味違って、とても可愛らしいです。
マグの取っ手を持って、吸いながら歩き回ったりもするのですが、これがまたなんともいえません。
最近はたまに、「お前も飲むか?」的なノリで、マグを手渡してくるようになりました。(丁重にお断りしていますが・・)
写真撮影もはかどります。楽しい!
ストローマグの教育について
赤ちゃんは最初、「吸う」という事自体のやり方がわからないため、教えてあげないと使えません。
その練習用の商品もあるのですが、「ストローという筒状のものから液体が出てくる」ことが体験的にわかれば良いので、うちでは、ブリックタイプのドリンクを利用して練習しました。
やり方をご紹介します。
まず、ブリックの中身を取り出して、よーく洗います。
中身は、アレルギーのないことが確認できたものにしましょう。
その後、かわりに水をつめて、ストローを挿したら準備完了です。
ストローをくわえてもらい、軽くブリックを押して水を押し出します。
こうすることで、「吸う」という行為を体験させることが出来ます。
大人用のストローは硬いので、赤ちゃんの口の中を傷つけないように注意しましょう。
これを数回繰り返すことで、「なるほど!」と理解してくれれば、あとはギュンギュン吸うようになります。
ストローマグの惜しい点
使っていて、ちょっと惜しいな、と思う点について書きます。
・洗うのがちょっと手間
・中ストローのポジションを調整するのにコツがいる
順番に行きます。
洗うのがちょっと手間
マグ本体、取っ手、蓋、パッキン、外ストローに中ストローと、部品点数が結構多いです。
そのため、分解して洗う手間がちょっと気になります。
さすがに、数日間洗わずに連続で使うわけにもいきませんからね・・
複雑な分、汚れが残りやすい構造でもありますので。
しっかり毎日洗って、よく乾かしましょう。
ちなみに食洗機にも対応しています。
中ストローのポジションを調整するのにコツがいる
マグの中身を吸うのに、マグの中で立てるほうのストロー(中ストローと呼びます)があるのですが、これの位置調整が難しいです。
中身を飲みきるために、ちょうどマグの底面にくっつく長さなので、ねじ込んで締めると、ストローのポジションが正面からずれてしまうんですよね。
特にマグを使い始めた初期の頃は、傾けて飲むことが多いので、中ストローが上を向いていると水面から出てしまい、飲めども吸えども出るのは空気ばかり、ということがたまにありました。
残念ながら構造上の欠陥、としか言いようがないです・・
うちでは、飲み物を入れて締め込んだら、ストローのポジションをチェックし、正面にきていなかったら、全体を手首のスナップを効かせて強めに小さく回転させ、位置調整をしていました。
これが結構コツがいります。まあ、慣れればなんということもないレベルですけどね。
それに、ティ子自身も成長するにつれ、マグを使いこなしてきますので、自分で取っ手を持ちながら全体を回して調節し、きれいに全部のみきることができるようになってきました。
今では逆に、こうしたちょっとした難点も、物理法則を考えるのにいい教材になったかもと思ったりしています。
まとめ
まとめます。
・ストローマグでひとりで水分補給ができると親子ともにラク
・逆さまにしても漏れない、こぼれない。蓋を閉めればロックでき、ワンタッチで開閉できる
・飲んでいる最中はとても静か。助かる場面も多い
・飲んでいる姿がかわいい【重要】
・最初は練習が必要
家にひとつあると、ほんとうに重宝します。
二つ以上あってもいいくらいだと思います。
これぞ文明の利器、といった感じですね。
ちなみに、ストローが汚れてしまったり、かじってしまった場合のスペアパーツもあるので、交換すればいつでも新品同様です。
デザインも色々なものがありますので、あなたと赤ちゃんの好みに合わせて、好きなものを選ぶと、より毎日が楽しくなると思いますよ。
超オススメです。
以上、ストローマグについて、でした。
Comment
こんにちは、暑い日が続くようになりましたね!
本記事で紹介されている、リッチェルのマグを買ってみました!実は、我が家では数ヶ月前から使っているストローマグ(P社製)があったのですが、これが逆さまにすると本当に冗談抜きでダラダラダラダラこぼれてしまう上に、子どもが使用中にむせることが多く、うちの子に合っていないなと感じたので、セカンドとして新しく買ってみました。
使ってみたところ、記事で紹介されている通り、逆さにしてもマジでこぼれない!!逆さどころか、試しにブンブン振り回してみましたが、こぼれない…!!それに加えて、個人差があるかもしれませんが、使っている子どもが全くむせない…!!
感動しました…!!少なくともうちの子には合っているようです!!
ファーストで買ったP社製のマグには申し訳ないですが、リッチェルのマグ、優秀過ぎます^^;
P社も、ベビーソープやベビーローションはうちの子とすごく相性が良くて気に入っているので、会社によって得手不得手があるのかなぁと勝手に思ったり^^;
ともかくは、うちの子に合った良いマグに巡り会えて嬉しいです(^^)
また今後も、新しい商品の紹介記事を楽しみにしています!!
ありがとうございました。
イガイガさん、こんにちは。
暑くなってきましたね!
ご参考にして頂き、ありがとうございます。
そうなんですよね!ぽいっと投げて床に転がってしまっても、ほとんどこぼれないのがこの製品のスゴイところです。
そうですねー相性がどうしてもあるので、やはり使ってみてどうだったか、というのは大事なポイントですよね。
また今後も、新しい商品の紹介記事を楽しみにしています!!
ありがとうございました。
お役に立てて光栄です^^
また、いろいろ実体験をもとに、うちならではの視点でご紹介させていきますので
よろしくお願いしますね。
スミマセン、私の使っているP社のマグについて勝手ながら追記させてください。
あまり重要視していなかったパーツ(蓋の部分なんですが…)をつけて子どもにお茶を飲ませてみたところ、なんと、あまりむせない&逆さにしてもこぼれない…!
先のコメントで「むせる!こぼれる!」と言ってしまったことは、私の使用法が悪かったせいであることがわかったので、撤回させてください( ; ; )
ただ、洗うときはリッチェルの方が隅々まで綺麗に洗いやすいかな?一緒くらいかな?という感じでした。
P社さん、正しく使わずに使いにくい!と言っちゃってごめんなさい!ヒマグリさんにも、コメント欄に不確かな情報を書いてしまったこと、お詫びします…
すみませんでした(>_<)
イガイガさんこんにちは。
わざわざ有難うございます!
どうかお気になさらず。ストローマグはとても有用なので
二つくらいあっても、腐ることはないと思いますよ。
二つを長く使った時に、どっちが良くなるのかは私としても気になるところです!