0歳の赤ちゃんにおすすめしたい、みんなで楽しめる読み聞かせ絵本6選

himaguriです。
うちでは、3ヶ月目を過ぎた頃から、絵本の読み聞かせをしています。
絵本の読み聞かせは、うちのティ子もお気に入りの遊びの一つです。
最初の頃こそ、めくられるページを目で追って、変わる絵を眺めているだけでしたが、最近は自分でページをめくろうとしたり、キャラクターを指差したりします。
言葉の意味やストーリーは、まだ理解できていないのでしょうが、読まれる言葉のリズムや、絵のイメージはなんとなく、わかるようになっているのだと思います。
これまで50冊程度の絵本の読み聞かせをしてきて、0歳児の反応しやすい絵本のパターンが、私にも大体掴めてきました。
そのパターンは以下の三つになります。
・見開きで大きな絵が描かれている
・いないいない→ばあ、のような2段での完結、もしくは1段で完結する
・オノマトペ(擬音語)がふんだんに使われている
この要素を満たした、0歳児の赤ちゃんがいる家庭にオススメの絵本を6冊、ピックアップしました。
それでは紹介していきます。
パパっと読むための目次
しましまぐるぐる
タイトルの通り、模様をメインに描かれた絵本です。
しま模様、渦巻き模様、水玉模様などが、見開きでダイナミックなタッチで描かれているため、非常にわかりやすいです。
そのわかりやすさは、5メートル位離れても一目瞭然です。
「ぐるぐるぐる・・・」と読み聞かせながら、模様をなぞったり、絵本全体を動かしたりすると迫力満点で、赤ちゃんも目をまん丸にすることでしょう。
模様の中に、見ていて楽しい可愛いキャラクターがちりばめられており、それらを指差しながら読んでも楽しめると思います。
原色がたくさん使われているので、色の勉強をするのにも適しています。
また、厚紙が使用されているので、赤ちゃん特有のハードな使用にも耐えられる、タフな仕様です。
うちにもご厚意で頂いた布製タイプのものがあり、紐付きの魚、マジックテープのしましま等、通常版にはないオプションがついていて、娘もお気に入りです。
じゃあじゃあ びりびり
水の出る音、電気のビリビリする音などにスポットを当てた、擬音語中心の絵本です。
掃除機や自動車の音など、身の周りにあるものの音を文字にして、言葉でそれを再現していく内容になっています。
絵はツートーンくらいのシンプルなもので、見開きいっぱいに描かれた「音源」としての対象が際立ちます。
語りかけ育児でも提唱されている、「今、この場を言葉にする」という考え方にも適しており、身の回りの音を言葉として発する練習にもなります。
擬音語の持つイメージ、それを声に出して共有することで、身の回りの色々な音に対する赤ちゃんの好奇心の幅を広げるのに役立つと思います。
この本も厚紙でできているので、ある程度はしゃぶったりされても問題ない丈夫な作りをしています。
赤ちゃんの遊び絵本 いないいないばああそび
言わずと知れた、「いないいないばあ」のロングセラーです。
子犬のコロ、小鳥のピイちゃんといった6人のキャラクターが、順番にいないいないばあをしていく、といった内容となっています。
縦開きで、1つのキャラクターが「いないいない」をしている見開きと、「ばあ」をしている見開きがセットになっています。
キャラの顔を隠す両手が、そのまま次のページになるという、ギミックが楽しい絵本で、赤ちゃんも絵本の内容を理解しやすいでしょう。
さらに最後のキャラクターでは、もうひとつ別の仕掛けがあり、ただでは終わらせない、エンタメ性の高い終わらせ方をしています。
うちの娘も大変これを気に入り、自分でページをめくりに来たり、自分から「いないいないばあ」をするほど、いないいないばあ好きの子になりました。
この本も厚紙製なので、ある程度は耐久性があります。
くっついた
さるやとり、ぞうなどの動物が、どんどんくっついていくという、シンプルながら視覚的に楽しい絵本です。
くっつく前と、くっついた後の二段構成で、場面が切り替わっていきます。
絵はシンプルな図形でアイコン風に描かれていて、なんだかオシャレさを感じさせます。
最後は、赤ちゃんとお母さんがくっついてしまうのですが、その後さらにもう一つ見開きがあり、三段構成のオチになっています。
この最後のシーンがとても印象深く、読み終わるたびに優しい気持ちになれます。
出てきた動物が、どんなふうにくっつくのか、読みきかせている方も、次はどうなるのか気になりながら、楽しく読み進められます。
また、「くっついた」というお約束のワードが、読んでいてとても小気味よく、実生活でもついつい使いたくなってしまいます。
だるまさんが
ぼてっとした温かみのあるだるまさんが、様々な、意外なバリエーションの動きを見せる絵本です。
「だるまさんが転んだ」のリズムで、だるまさんのアクションに合わせて、擬音を読み上げてあげるという、二段構成になっています。
初見では、だるまさんの予想外の柔軟性に驚かされます。
こういった現実ではありえない動き、質感の表現が可能なのが、絵本の世界の素晴らしい点ですよね。
擬音はただ読み上げるだけではなく、その質感が伝わるように、表情豊かに表現してあげると良いと思います。
この絵本はシリーズがあり、「だるまさんの」と、「だるまさんと」というタイトルが出版されていますが、これらは言葉の意味や登場人物の増員などにより、少し対象年齢が上がる気がします。
それぞれに別の魅力がありますので、だるまさん好きなら他のシリーズも試してみても良いかも知れません。
ぴょーん
色々な動物、昆虫、魚などが、「ぴょーん」という音とともに次々に大きくジャンプしていく絵本です。
縦開きの絵本で、ジャンプの高低差が、本の全長いっぱい使って表現されています。
二段構成となっており、普通の状態からジャンプするとどうなるか、飛び方や飛んでいるときの表情などにも注目すると、バリエーション豊かで面白いです。
なかには、複数で登場したり、ジャンプしそうにないような生き物も登場したりします。
そんな彼らが、どのようにジャンプするのか?読み手を飽きさせない工夫がされており、読みながら自然と親子で楽しむことが出来ます。
まとめ
0歳からでも楽しめる、読み聞かせにおすすめな絵本をまとめました。
ストーリーというよりは、直感的に理解しやすい、わかりやすいということが0歳児の読み聞かせには重要です。
読み聞かせるパパ、ママが楽しそうにすることが、赤ちゃんにとっては「今、楽しいお話を読んでもらっているんだ」というイメージを与える、笑顔になるきっかけとなる大切なポイントだと感じています。
今回ピックアップした絵本は、親も意外性を持って読めることから、親子で楽しく絵本を一緒に読む、という体験が得られやすいという点で、是非おすすめしたいです。
絵本の読み聞かせは、パフォーマンスです。盛り上げて、笑わせる。特にパパが得意とする分野だと思います。
赤ちゃんの反応も、最初は薄いかもしれませんが、読み聞かせを続けていくうちに、赤ちゃんも楽しみ方が分かってきて、一緒に楽しめるようになります。
絵本を読んで、とせがまれるパパになるのが、私の当面の目標です。
以上、0歳児にオススメの絵本6選でした。
Comment
こんにちは、いつも拝読させていただいてます!
うちも絵本読み聞かせていますが、しましまぐるぐる、いいですよね(^^)この記事でオススメされている他の絵本も、ぜひ試してみようと思います(*´∀`*)
いつもありがとうございます!(^^)
イガイガさん
こんにちは。
しましまぐるぐるは、4ヶ月目のうちの娘もひと目で釘付けになったので、こういうわかりやすいのが好きなのかなと思います。
まだまだ紹介できていない楽しい絵本が沢山ありますが、今回は0歳初級編ということでまとめてみました。
イガイガさん一家でも、お気に入りの絵本が見つかるといいですね!
こちらこそ、ありがとうございました。