0歳児のパズル感覚を養う、「コップがさね」成長とともに楽しめます。

himaguriです。
今日は、うちでティ子が0歳10ヶ月の時から遊んでいるおもちゃ、「コップがさね」をご紹介したいと思います。
3ヶ月間、毎日遊んでいますが、まったく飽きません。
0歳児に与えても、誤飲や怪我の心配がほぼなく、かなり安全な部類のおもちゃだと思います。
また、遊び方によって、赤ちゃんの発達具合がよくわかります。実際にティ子も、初めて与えた時、ひと月後、ふた月後で遊び方が変わり、見ているこちらも遊んでいる姿を見るたび、「次は何をしだすのか!?」と、目が離せなくなるようなおもちゃです。
シンプルながら良く考えられた構造で、色々な遊び方が考えられますので、向こうしばらくは楽しめそうです。
0歳児の知育用に、お値段もお手頃で、長く使えるおもちゃをお探しの、そんな欲張りなあなた。要チェックですよ。
パパっと読むための目次
コップがさねの基本データ
製造元(メーカー)
うちで買ったのは、ベビー用品メーカーのCombi(コンビ)です。
ミキハウスやボーネルンドなどのメーカーも販売しているようですが、発色のよさや形などを比較しておすすめなのはCombiですね。
また、ロディやアンパンマン、しまじろうなどが頭になっている製品もあります。そういったキャラクターが好きなら、選んでみてもいいと思います。
うちでは、0歳児の時点で好みがなかったので(ぞうさんが好きですが、ありませんでした・・)クマさんのコップがさねになりました。
材質は安全か?
材質はABS樹脂製(かためのプラスチック)で、70℃までの耐熱性をもち、光沢のある発色をしています。
価格、値段
値段はメーカー提供価格は1,000円となっていますが、Amazonや楽天などでもっと安く購入することが可能です。
対象年齢はいつから?
対象年齢は6か月~とされています。Combiでは「トレーニングトイ」という位置づけがされており、知育を主目的として開発された製品のようです。
寸法(立てた時と、畳んだ時で大きさが異なります)
W(幅)120mm×(奥行き)D120mm×(高さ)H490mmとなっていますが、これは最も高く立てた時の最大寸法です。傘くらいの高さで自立します。
直径は12cmなのでちょうどCDの大きさと同じです。
構造については、後でご説明しますが、最も小さくたたむと高さは15cm程度、千円札と同じくらいの高さになります。
重さ
総重量は290g、わかりやすいものでいくとリンゴくらいの総重量ですね。
コップ10枚+トップのクマさんがすべてコミコミでこの重さなので、一つ一つのパーツは赤ちゃんでも充分にハンドリングできます。
コップがさねのおすすめポイント
コップがさねの最大の特徴は、コップの表と裏、どちらでも積み重ねられるという点です。
表面で重ねればコンパクトに収納されます。
裏面で積めばちょっとした高さのタワーになります。
※赤いスーパーキノコは比較用です。コップがさねには付属しません。
商品が届いた直後に、裏面で積んでみたのですが、なかなかの存在感になり、壮観です。これはぜひ実物を見て頂きたいですね。
パズル性
10枚のコップは、ひとつひとつ色が違うものになっています。
積み重ねるときは、ワンサイズ大きいか小さいもの同士でしか、かっちりと合わないようになっています。
ここが面白いところで、非常にシンプルなパズルのような役目を果たし、赤ちゃんの好奇心を刺激するのにうってつけです。
最初は、積むことも重ねることも全くできないのですが、遊んでいるうちに偶然、積み重なると、「おっ?!」という反応を見せてくれます。
特に表面は、ガチャガチャと遊んでいても、偶然重なりやすいんですよね。
最近は裏面で重ねられるよう、トレーニング中です。
遊び方の変化が楽しい
私はこの点がすごく素晴らしいと思っていますが、遊び方が短いスパンでどんどん変わり、見ている分にとても楽しいです。
ほんとうに、見る見るうちに変わっていきます。
参考までに、うちのティ子の場合。
買ったばかりのときは、重なった状態のコップをトントン叩いたり、押したりするくらいなのですが、すぐに自分の手でクマさんを取り出したり、コップを取り出したりし始めます。
自分の手で取り出せることがわかると、徹底的にバラバラにするようになります。1枚1枚、丁寧にバラして、ふんだんに並べます。
このとき、裏面で積んでみせてあげると、ニコニコしながらやってきて破壊します。ここから破壊衝動が加速していきます。
この面白さに目覚めたら、2枚でも積んだり、重ねたりしようとした瞬間に分解しにかかってきます。破壊しつくされた荒野で、満足げにたたずみます。(このときは片付けが大変でした)
その後、1枚ずつ両手に持って、打ち合わせたり、中をのぞいたりし始めます。そのうち、偶然に2枚のコップが重なり、不思議な「カチャッ・・」という音と納まりの良さに感動し、自分から重ねだすというわけです。
破壊を極めた後の、創造の芽生え、というわけですね。
その後は、「破壊することしかできなかったあの子が、ついに自分から修復(お片付け)を始めたのね・・」と親にも感動を分け与える、というシナリオが繰り広げられます。
ちょっと最後は飛んでしまいましたが、赤ちゃんの遊び方の変化がよくわかりますし、パパママも一緒になって遊べる、気づきを与えられる、というところがこのコップがさねの良い点です。
ほかにも楽しみ方いろいろ
構造がシンプルなので、色々な遊びに派生させることが出来ます。
例えば・・
・トップのクマさんを回転させて「いないいないばあ」
→円筒形のクマさんは耳を持って簡単に回転できます。後ろ向きで「いないいない」・・・前向きにして「ばあ」!とやってあげると、片手で遊んであげられます。
・コップに他のおもちゃを入れたり、取り出したりして見せる
→容器にものを入れる、出すというところを見せてあげることで、自分からやって見せてくれるようになります。
・トップのクマさんと他のおもちゃを入れ替える
→手頃な大きさのものを入れて、いつものクマさんとの違いを楽しめます。赤ちゃんにとって、こうした小さな変化を発見した時はとても楽しいのです。
・コップを裏返しにして、他のおもちゃにかぶせ、開けさせる
→蓋を開ける動きの練習と、開ける時のワクワク感が味わえます。ティ子は毎回開ける時に「ぱっかー」と言ってくれます。イリュージョン遊びの要領で、同じような色のコップを複数使い、シャッフルしてどこにおもちゃがあるのか、当てるゲームをしてもいいでしょう。
・裏返しにして並べ、ドラムセットのように叩く音の違いを楽しむ
見た目に楽しいだけでなく、音の高低もコップによって違うので、不思議そうな表情が見られます。
・コップを傾けて口をつける練習をする
おままごとのように、コップや器に見立てて食事の動きを練習することが出来ます。コップの底面には空気穴が空いているため、窒息の危険性などもありません。
ティ子はあえて顔を押し付けて、空気穴での呼吸を楽しんでいました。
注意したいこと
基本的に水洗いは可能ですが、トップのクマさんのみ、金属製のネジ止めをしている箇所が底面にあります。
長穴の奥で止められているので、緩めたりすることはできないのですが、ネジが錆びてしまう可能性があります。洗うのはコップ部分のみにとどめ、クマさんは拭くまでにしましょう。
コップだけであれば、お風呂での使用も可能です。
あとは、パパママが踏んでしまわないように注意しましょう。散らかったままだとそういったリスクが高まるので、なるべく気付いた時に元どおりに重ねておくことが大切です。
今後の遊び方展望
今後はやっぱり、自分で裏面で積んだり、表面で重ねたりするのが楽しみですね。
でも、予想通りにはいかないのが赤ちゃんというものです。ティ子も、コップがさねを使った、色々なオリジナリティあふれる遊び方を都度、見せてくれます。
それらも含めて、パパママも大いに楽しめるので、非常におすすめです。
また、大きさや色の比較ができるので、「どっちが大きい?」「青のコップはどれ?」などと聞くのも、良い教育になりそうです。
言葉が増えてきたら、試してみようと思います。
以上、コップがさねのレビューでした。