八幡市「背割堤」で2017年の桜を観てきました

himaguriです。
今日はお休みだったので、八幡市の背割堤(せわりてい)に家族3人で行ってきました。
天気もほぼ晴れており、気温もまさに小春日和で過ごしやすかったです。もう春ですね。
桜の開花状況や、子育て家庭ならではの見どころや注意点などについて、記事にしておこうと思います。
これから行こうかと考えているあなたにとって、有益な情報であれば幸いです。
パパっと読むための目次
アクセス
立地は以下の場所になります。
https://goo.gl/maps/XvYvSoYGKCH2
木津川と宇治川、それと淀川の三本の川の合流地点になります。
最寄り駅は京阪電車 八幡駅になります。(同じく桜の名所である、石清水八幡宮の最寄り駅でもあります)
私たちは今回、電車で行ったのですが、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっていました。
宇治川と木津川を横断している道路は渋滞していました。
車で行かれる場合は、できるだけ早めに到着した方が良いでしょう。渋滞につかまってしまうと、せっかくの楽しい観光も大変ですからね。
駐車場は八幡駅近辺の駐車場に加えて、この時期には背割堤直近にも臨時駐車場があります。(一日1,000円)
八幡駅から歩くと、徒歩約10分で背割堤に到着
今回、私達家族は電車で行きました。
八幡駅を降りると、人の流れは大きく2方向に別れます。
右手は石清水八幡宮、左手が背割堤方面ですね。
どちらの道も、多くの人で賑わっています。
小さいお子さんが一緒の場合は、はぐれないように注意したほうがよさそうです。
また、交通量の大きな道路沿いをずっと歩いていくので、事故によく注意して下さい。
みなさんウキウキしていますし、遠くを観ている方や、立ち止まって写真を撮っている方も少なくないですからね。
八幡駅から木津川と宇治川を横断する、「御幸橋」で木津川を越えると、「さくらであい館」が見えてきます。
反対方面が、背割り堤になります。
橋を渡ると、背割堤の入り口に到着です。
背割堤とさくらであい館はこんな感じでした
背割堤
背割堤の入り口には、わかりやすく垂れ幕と提灯がかかっています。
「八幡桜まつり」というイベントがやっていました。
期間は4月1日〜4月10日まで。毎年やっているようです。
背割堤の観光ルート
ほぼ一本道です。堤防の上の通りを歩くコースと、堤防の下を歩くコースの二種類あります。
こちらが堤防の上のコースです。
下の通りは、宇治川の方と木津川の方の二方向あります。
①宇治川の方
②木津川の方
どちらも景色が全く違うので、往復で別のルートを通るなどすれば、より味わい深く楽しめるでしょう。
川下り船も運行しています
入り口で船に乗り、少しばかり川を下って降ろしてもらう「お花見船」も運行していました。
20人程度が乗船できる船舶と、10人程度が乗船できる大型カヌー「Eボート」が運行しています。
それぞれHPは以下になります。
片道なので、帰りは歩いて戻ってくる感じですね。
ベビーカーもありましたし、今回は利用しませんでしたが、こういうのも風情があって楽しそうですね。
いずれも期間は桜まつり期間中の4月10日までです。
屋台などは入り口のみ
昼ごはんを当てにして行ったのですが、屋台などは入り口に10店舗程度があったのみでした。
ここに行く場合は、入り口から分岐する下り坂を降りて向かう必要があります。(途中からだと、急な階段か坂道を下る必要あり)
平日だからなのか、屋台もそれほど本気でなく、14時ごろにはチラホラ売り切れていました。(よもぎ団子が売り切れ・・・しょんぼり)
あとはここのスペースで、ジャグリングショーなどが行われていました。
さくらであい館
さくらであい館は、つい最近(2017年3月25日)にオープンしただけあって、かなり新しい建物でした。
外観
今日は登りませんでしたが、高さ30メートルの展望台が特徴ですね。
大人300円、子ども(小中学生)100円、それ以下は無料とかなり割安です。
エレベータもあるので、昇り降りもすぐにできそうです。
ただ、堤防の上ですでにかなり見晴らしはいいので、どのくらいの違いがあるのかな?とは思いました。
さくらであい館の前には、屋外の休憩用テーブルと椅子がありました。
私達も利用しましたが、風が心地よかったです。
内装
入ってみると、意外とコンパクトな空間でした。通路が十字に通っている、中規模の公民館くらいのスペースです。
入り口すぐに売店があり、行列ができていました。スムージーやジャム、クッキーなどが販売されており、道の駅のような雰囲気です。
地域の歴史を紹介している小型のスペースと、中宴会場くらいの大きさのフリー休憩スペースがありました。
ステージもついていたので、イベントの際はここが使われるのだと思います。
さすがは新築という感じで、とても綺麗でオシャレでしたね。
良かった点
まず何より、桜の並木が圧巻です。ここまで大規模な堤防上の桜並木は観たことがありません。
調べたところ、250本の桜が1.4kmにわたって植えられているそうです。
土が柔らかく、保水性と排水性を両立しており、風通しもよく、日光もよく当たるとか。理想的過ぎる生育環境ですね。
たしかに見通しも抜群で、桜の枝の向こうに、石清水八幡宮がある色とりどりの男山や、京阪電車の赤い鉄橋などが透かして見えるさまは、非常に風情がありました。
風も適度にあたたかな春風が流れていて、歩いていてとても気持ちが良かったですね。
ティ子も終始ご機嫌で、歌いながら歩いていました。
これが入場は無料なのですから、人が集まるのも無理はないな、といった感じです。
写真や文章ですべて伝えきれるものではないので、是非一度、見に行かれることをおすすめします。
気になる開花状況は?
4月5日時点で、5分咲きといったところでした。
今週末(4月9日)くらいには、満開になっているのではないでしょうか。
ただ週末は、恐ろしく混みそうですね。。お出かけの際は、充分に準備(もの、心構え両方で)した上で行かれたほうがいいかと思います。
子連れ家庭の便利情報
そして子連れ家庭ならではの情報ですが、駅から背割堤までずっとベビーカーで行けます。
堤防の上の道も、段差が全く無いので、ずっとベビーカーを押していけます。これは嬉しいですね!
実際、ベビーカーで来られている方も非常に多かったですね。
設備面では、さくらであい館の男子・女子トイレそれぞれに、おむつ交換台が設置されています。
そしてさらに、授乳室まであります。授乳室にもおむつ交換台があり、手洗い台もしっかりとハンドソープ、アルコール完備です。
すばらしい・・・
こういった設備的な気遣い、とてもありがたいですね。
気をつけたい点
何よりも混雑に注意。周りをよく見ましょう
言わずもがな、渋滞や人混みには注意しましょう。
できることなら、公共交通機関を利用されたほうが無難かと思います。渋滞はほぼ確実に発生すると思います。
人混みも気をつけたいポイントです。
皆さん上を見たり、カメラを構えていたりするので、衝突にはくれぐれも注意しましょう。
歩きながらの撮影は危険です!よく周りを見てから行いましょう。
堤防下はお花見スポットでもあるので、酔っている方もいます。
特に木津川方面は裾野が広いので、お花見客が多いように見受けられました。
比較的静かな観光ルートは、宇治川方面もしくは、堤防上のルートになるかと思います。
堤防上のルートは、足元によく注意のこと!転落の危険あり
華やかな景色に見とれて、ついつい視線も上に行きがちなのですが・・・堤防上のルートは、急な坂が両側にあり、手すりもないので、結構危険です。
石畳からベビーカーが脱輪したり、足を踏み外さないように、充分注意して下さい。
ちょっと体勢を崩したら、坂の下までゴロゴロゴロ・・・なんてことも、普通に起こってしまいそうです。
走り回るような子がいる方は、特に注意ですね。
怪我はしないように。また、させないように充分に注意をして、思い出は楽しいままにしたいですね。
終わりに。素晴らしい桜が楽しめました
周りに注意しながら、景色も楽しみながら、写真も撮って・・・と、結構めまぐるしい一日でしたが、とても充実した一日でした。
家族3人で、きれいな桜の花と景色を一緒に見られたので、満足感も大きかったです。
ティ子は私や妻と手を繋いで、もう片方の手に何故か「あおむしさん」のおもちゃをもって、ご機嫌に散歩していました。
あとで写真を妻と見返していて、私達夫婦だけで映っている写真を見たのですが、「なんとなく、物足りないね」と話しました。
もう、3人いないと足りない、と感じるほどに、ティ子も家族の一員になってきていることを、あらためて感じました。
また、「行ってよかった」と心から思えるようなお出かけがしたいですね。
そんな時はもちろん、このブログで情報をシェアさせて頂きますので。
以上、2017年、背割堤桜情報でした。
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