1歳5カ月児でも遊べる本屋。大阪枚方市「T-SITE」にいってきました。

himaguriです。
このあいだ、大阪枚方市のT-SITEにいってきました。
小さい子の遊びを総合的に取り扱っているボーネルンドさんの直営おもちゃショップがあったり、幼児向けにディスプレイされ、アトラクションなども併設されたりしている本屋さんということで、ちょっと前から気になっていた場所です。
デジタルネイティブという言葉が生まれて久しいですが、ティ子には本が好きな子に育って欲しいというのが、わたしたち夫婦の共通の願いです。
今のところ順調に本が好きになってくれていますが、あえて本屋さんに行くのは、今回が生まれて初めてです。
行ってみた結果、どうだったか?1歳5か月の子連れでも、楽しめるのか?
レポしていきたいと思います。
パパっと読むための目次
枚方T-SITEとは?
公式サイトはこちらです。http://real.tsite.jp/hirakata/
「生活提案型商業施設」だそうです。早い話がデパートです。
2016年5月にオープン。1周年ちょいですね。
国内では代官山、湘南に続き、3店舗目。規模は最大だそうです。
蔦谷書店ってどう読むねん!というあなたには、「TSUTAYA」といえば、おわかりになるのではないでしょうか。
そうですね。全国チェーン展開しているあのTSUTAYAです。
T-SITEのTは、TSUTAYAのT。
つまり枚方T-SITEとは、蔦谷書店のラスボスバージョンです。
ちなみに枚方は、1983年にTSUTAYA1号店が開業した創業の地だそうですな。へー。
アクセス
最寄駅は、京阪線 枚方市駅です。
東口側から、駅直通の連絡通路がありました。
ただし、改札が2Fに対し、連絡通路は3F。
なので、3Fまで上がるか、もしくは地階まで降りる必要があります。
ベビーカーの場合は、フロア移動が少し手間・・
まあ、屋根の下を通って行けるので、雨の日でも問題ないという利点はありますね。
車で行く場合は、周辺の提携駐車場を利用することになります。
フロア構成
全8Fあります。
1F 食マルシェ
2F TSUTAYA
3F BOOK & CAFE
4F 暮らしと美容
5F 子どもと学び
6F 東京三菱UFJ銀行
7F りそな銀行
8F レストラン
今回、主に利用したのは、3F、4F、5F、8Fです。
エレベータは、東西に2つずつ、計4箇所あるので、割と並ぶことも無く、スムーズにフロア移動が出来ました。
ベビーカーで来ている私達にとってはありがたかったですね。
雰囲気、客層
T-STIE内に入ると、そのオシャレさに打ちのめされます。
駅ビルの昭和じみた雰囲気から一転し、ガラス張りの壁面、間接照明や3Dポップなどをふんだんに使った立体的ディスプレイ、贅沢な吹き抜け構造・・・
ほんとうにここは、あの慣れ親しんだTSUTAYAさんなのか・・・
まるで、都会に出て激変してしまった娘の、その煌びやかさを直視できない父親になった気分です・・・(経験ありませんが)
働いている店員さんも完全にオシャレだし、来ているお客さんもなんだかもれなくオシャレに見えました。
その恐怖に打ち震えました・・・しばらくはオシャレな人々に追い掛け回される悪夢でうなされる日々が続きそうです・・
冗談はさておき、来ている方は若い方がやはり多かったですね。
土曜の夕方だったのもあり、そこそこの混雑具合でした。
3Fのカフェスペースなどは、若者や学生さんの憩いの場となっているようです。
5Fはやっぱり小さい子の家族連れが多かったです。(というか、子連れしかいなかった)
利用レポート
わたしたちはちょっと遅めの17時に入店しました。
このとき、なかなか寝付かなかったティ子さんもようやくお昼寝に入り、ベビーカー内でスヤスヤと寝息を立てていました。
着々と夜行性にシフトしつつあります。
まずは一休み
最近、昼間は気温が高すぎてやっていられません。
移動するだけでだいぶ体力を使ったので、まずは軽く一休み。
3Fのスターバックスでコーヒーを注文。
・・・アイランドキッチン風のカウンターでやっぱりシャレオツです。
この階も本屋さんが併設されており、読みながらカフェタイムもできるようです。
なぜか眼鏡屋さんまで。そして当然のようにオシャンティです。
引用元:T-SITE公式HPより
で、この注文したトレーを持って、階の移動もできてしまいます。
私達は5階へ。
座って休めるキャパもかなり余裕を持って設計されている為、椅子取りで困ることもそうそう無さそうです。
5階の探索。
5階でも、お試し用の本は棚から持ってきて読めるので、適当にチョイスした「いっさいはん」という本を読んでいたら、ティ子様がお目覚めになられました。
早速「いっさいはん」を読み始める、約いっさいはんの図。
すごく・・・マジメです・・・
さて、ここからがメイン目的のT-SITE児童書エリア探索になります。
本棚は身長の低い子でも見やすいように、大人のひざ下の高さからディスプレイされています。
本棚に窓がついていて、棚の後ろが覗けたり、トンネルがあったり、ちょっとした階段エリアがあったり、アトラクション感があります。
これは子供には楽しそう。
もちろん、大人でも視覚的に楽しい空間となっています。
トンネル内でくつろぐ妻と娘の図。
ディスプレイされている見本(カバーがかけられていて、読めない本もありました)を手に取って、そのへんに座って読めます。
本棚にくっついている椅子があったり、ソファがあったり、お座敷のような場所があったり。
表紙の絵を見ながら、興味の湧いた本を気軽に読むことができます。
思いもかけない、お気に入りの絵本と出会えるかも知れませんね。
自分の趣味嗜好にどうしても先回りされてしまうネットに対し、リアルの書店はそんなところに魅力を感じます。
ティコさんは、「くっついた」の三浦太郎さん著の、「よしよし」という本がたいそう気に入ったようで、10回ほど(!)一緒に読みました。
また、知育用のパズルを展示しているコーナーなどもあり、長く楽しめそうでしたね。
惜しかった点
ちょっと残念だったのは、ディスプレイされている絵本の中には、傷みの激しいものもあったことですね。
まあ、小さい子が多いでしょうから、メンテナンスも大変そうです。
イベントとしても使われる本の壁スペース
4~5階には、講演等のイベントにも使用されるという、吹き抜け構造のスペースがありました。
本が2階分の高さで、ズラリと並べられた様子は圧巻です。
このところ階段が大好きなティ子さんは、ここの階段も気に入ったようで、4階と5階を何回か上り下りしました。
すごくファンタジックで、素敵な空間となっているのですが、
私達夫婦の会話はどうしてもリアル寄りになってしまうのでした。
アスレチックエリアへ
さて、最後に橋や滑り台のあるアスレチックエリアにやってきました。
飛び石のようなものもあり、エネルギーを持て余した子供たちが元気に遊んでいました。
小学校3~4年生くらいの子も遊んでいて、1歳5か月のティ子さんにはちょっと早かったかも知れません・・が、臆することなくズンズン遊んでいました。
エリアの横には長い円弧状のテーブルとベンチがあり、ちょっとしたワーキングスペースみたいになっていて、パパママが様子を見ながら休めるようです。
年齢制限もないし、誰でも入り放題なので、どうしても大きい子の独壇場になってしまうようです。うーん・・ティ子さんにはやっぱり、まだちょっと早い気がします。
ボーネルンドエリア
ボーネルンドのショップがあり、赤ちゃん用のおもちゃもここで買えます。
気になっていたおもちゃ(私が)もいくつか触れたので、後でまとめたいですね。
トットエリアという、プレイパークも併設されています。
引用元:T-SITE公式HPより
対象年齢は0~3歳。親も一緒に入れるそうです。
残念ながら、私達が行った時間には既に店じまいしていました・・
レストランエリアは子連れ向け?
だいぶ遅くなってしまったので、晩御飯も食べていくことに。
枚方駅ビルには居酒屋しかなさそうだった為、まだ可能性のありそうなT-SITE8Fのレストランエリアへ。
結論からいくと、ここもちょっと赤ちゃん連れには難易度が高めでした。
眺望もいいので、オトナなディナー、バーを楽しみに来ている方が多いです。
お値段も標高と同じで、お高めです。
最低限、お子様ランチが問題なく食べられるようになってから行った方が、親子ともに楽しめそうです。
まとめ
以下にまとめます。
・T-SITEは本の楽しさが味わえる、1歳児でも遊べる本屋さんです
・とにかくオシャレ。エレベータが4基あるので、ベビーカーの子連れでも階の移動が楽。(ベビーカー置き場や貸し出しもあるようです)
・休めるスペースもふんだんに用意されている。喫茶店多し。
・最上階のレストランエリアは子連れにはちょっとハードルが高い
同じ建物の中で色んなお店があるので、ふらっと遊びに行っても長く遊べそうです。
小さい子向けの本のディスプレイなんて初めて見ました。
TSUTAYAの本気を見たという感じですね・・・
また機会があれば行きたいです。
以上、大阪枚方市 T-SITE利用レポでした。